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ニュース

年: 2013年

シスター ルース 森

時  2本の茎にみごとな花をつけた早咲きのアマリリスの鉢を修道院の玄関の台に置きました。通りがかりのシスターたちやお客さまたちが目をとめて、「わー、きれいね!」「すごく大きく咲いたのね!」「1本の茎に4つも花を付けるのね… 続きを読む

新たな出会いの時

シスターアン・ミリアム木村

 3月15日、「勇気を翼に載せて、希望の風に乗り」(旅立ちの歌)わたしたちの6年生、166名は、それぞれの新しい道へと出発しで行きました。見送る者の胸をしめつける不思議な感動の中には、新しい発見の喜びが含まれていることを… 続きを読む

ボタン

シスター ルース 森

ボタン  何十年も前、シスターになって初めていただいた仕事は、学校で中高生を教えながら、寄宿生の世話をすることでした。寄宿舎にはボタンという名の小型の犬が飼われていました。連れてきたアメリカ人の司祭が、ボタンのように小さ… 続きを読む

雑踏のなかで  その三

シスターメリー・パトリシア久野

修道院に入る前のことです。ホームで電車を待っていました。 背後に鋭い視線を感じて振り向きました。するとベンチに掛けているやせたお年寄りの男性の視線とぶっつかりました。髪を後ろに梳いて、目は鋭く大きく見開き、やせた顔の中で… 続きを読む

自然

シスター ルース 森

自然  去年のクリスマスにも早咲きのアマリリスの株の鉢をいただきました。10週間もたつと開花するということなので、2月の「祈りのテーブル」に飾りたいと思い、すぐに水をやり始めました。2週間ぐらいして葉が出てきて伸び始めま… 続きを読む

チョコレート

シスターメリー・パトリシア久野

2月14日を控えて色々なチョコレートを店頭で見かけるようになりました。 修道院では生活歴、個性、年齢などさまざまな人が一緒に生活していますのでその時の状況、気分によって小さなトラブルが起こることもあります。 ある日、長年… 続きを読む

待合室で

シスター ルース 森

待合室で  その日、私の予約時間は昼過ぎで、病院の待合室は閑散としていて、ただ幼子の泣き声だけが響いていました。見ると、隣の科の診察室の前で、一人の若い女性が椅子に座ったまま点滴を受けています。そのそばで2歳ぐらいの男の… 続きを読む

よい思い出

シスター ルース 森

よい思い出  ブログに投稿しはじめたころ、フランスの哲学者マルセルが、若き哲学者だった今道友信氏に、「人間が人間に贈ることができる最善の贈り物はいい思い出だ」と語ったことを紹介しました。そして、ブログに載せた文章が10篇… 続きを読む