暑い夏、河原で水遊びする人々、飛び石を渡る少年少女、飛び交う水鳥、同じ距離をおいて座るカップルたち、川岸で涼を満喫している若夫婦と子供たちなどを見ると、一幅の絵のようでスケッチしたくなります。私は、小学生のころ、おてん…　続きを読む

マスク 　　最近、ある眼科クリニックで白内障の手術を受けました。受付、検眼、診察、手術までの準備、間を1週間おいての両眼の手術、すべてが、それぞれの部署の方々の心のこもった丁寧な連携のおかげで滞りなく進んだことを感謝して…　続きを読む

木　陰 その日、私は四ノ宮駅近くの眼科医院へ行くところでした。「コロナ予防のために、待合室で長く待たないように来てください」と言われていたのに、ずいぶん早く四ノ宮駅に着いてしまったのです。すぐに病院へ行くには早すぎます。…　続きを読む

　京都に梅雨入りが報じられた６月中旬、突風を伴ったこの日は一日中雨が降り続いていました。　 　午後４時ごろ、松ヶ崎駅でバスから下車しました。かなりきつく雨が降り気温も下がっています。時たま突風も重なり傘は既に壊れてしまい…　続きを読む

　 小竹藪町修道院の庭に出て、かつて皇帝ダリアが見事な花をつけていた場所にたたずみました。今は跡形もありません。 　 この花が小竹藪町修道院の庭に植えられて１年後（２０１５年）、私は本部修道院（現松ヶ崎修道院）に移り、こ…　続きを読む

5月初旬のハプニング！ 川端通りの修学院道バス停で下車し、桜並木道を歩きだしました。この通りは春夏秋冬を通じ格好のカメラスポットで、どこに焦点を当てても「さま」になる風景です。 春は朝陽を浴びた桜が次第に淡いピンクカラー…　続きを読む

洗礼者ヨハネが、イエスを見て「見なさい、神の小羊を」と弟子たちに言ったのですが、この言葉は今、私に呼びかけられています。 当時、動物が人間の罪が赦されるために、身代わりとなって死んでくれたようです。イエスはその動物になっ…　続きを読む

　本部修道院の食卓でいつも使っている大きくてやや重い感じのする素朴なお皿が私の目に留まりました。 　「景徳鎮製」とお皿の裏面中央に窯元が印されています。お皿の表面素地は白でごく単純な模様がほどこされているだけですが色彩は…　続きを読む

卒業生の一人が出産を２月に控えています。  ２月生まれの私は、何故か間もなくこの世に生まれ出ようとしている卒業生の赤ちゃんに親近感を憶えます。この卒業生は海外での初出産！どうしているかと心配になります。毎日、彼女と赤ちゃ…　続きを読む

　1月も終わりに近づいたころ、ずっと以前に私がクラス担任をした一人の卒業生から、寒中見舞いの葉書をいただきました。まるで春風を感じたように心が明るくなり、戸外へ春を探しに出かけてみたくなりました。 　　私の住む修道院を南…　続きを読む