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投稿者: シスターメリー・パトリシア久野

雑踏のなかで   その一

シスターメリー・パトリシア久野

地下鉄に乗ったとき若い女性が横に座りました。 彼女はバックからいろいろなものを取り出してお化粧を始めました。目は特に気になるらしく5、6種類のアイシャドウを使って念入りに仕上げていました。彼女は下車するまでの20分間、た… 続きを読む

幼子

シスターメリー・パトリシア久野

昨年暮れ、ここ岩倉修道院では、例年のようにご近所の方、友人知人をお招きしてささやかなクリスマスの集いを催しました。 私の友人も5歳と3歳の姉弟二人のお孫さんを連れてこられました。いつもは同居されていないのですが、三番目の… 続きを読む

ある人の買い方

シスターメリー・パトリシア久野

数年前の、あるバザーの時のことです。一巡して休んでいると、布製の筆入れを持った若者が近づいてきました。 貧しい国の人々に、生計が立つようにと筆入れの作り方、刺繍の仕方を教えている。筆入れはその作品ということでした。布地と… 続きを読む

シスターメリー・パトリシア久野

ある研修会で軽井沢に行きました。講話の合い間に散歩に行こうとすると、玄関に置いてある鈴を持っていくように薦められました。今は(十月)冬眠を前に熊が頻繁に出るから、鈴を鳴らしながら歩くようにと言うことでした。その音を聞いて… 続きを読む

ヴェールを通して  その三  手紙

シスターメリー・パトリシア久野

 十数年前、修道誓願25周年を記念してローマで刷新を兼ねた集いがありました。 一月ほどあったその集いの間のある日 郊外にある聖パウロ教会に一人で出かけました。大きな教会内のあちこちで祈っている人が沢山いました。イタリア語… 続きを読む

ヴェールを通して  そのニ  お布施

シスターメリー・パトリシア久野

修道女になって2,3年目のある日 法然院の側をのんびり散歩していました。何も持っていませんでしたので手を後ろに組んでぶらぶらと歩いていました。 しばらくすると後ろ手に組んだ手の中に何かがポトンと入りました。見ると… 続きを読む

雑巾作り

シスターメリー・パトリシア久野

あるシスターから雑巾を集めるように頼まれました。 それはそのシスターの知り合いの方が「東日本大震災」の被災者の方のため何かをしたいと考え、雑巾を送ることを思いついて、そのシスターに依頼の手紙を送られたからでした。 コミュ… 続きを読む

姫百合

シスターメリー・パトリシア久野

花屋さんに姫百合があるのを見つけました。 「一本ください」と言うと青年の店員さんは沢山の中から一輪だけ花をつけているのを選んでくれました。沢山花をつけているものもあり、「3輪くらいついているのがいいな」と思っていましたの… 続きを読む

「東日本大震災」を思う。  そのニ

シスターメリー・パトリシア久野

震災直後の新聞記事の中で強く印象に残ったものが二つあります。一つは、原発関係者の「原発には確かに危険性は残ります。でも、どこかで割り切らなければならないのです」という言葉。もう一つは、ある方が電力会社運営の「電力館」を見… 続きを読む

「東日本大震災」を思う。  その一

シスターメリー・パトリシア久野

3月11日の「東日本大震災」以後何も書けなくなっていましたが、ブログを楽しみにしているとおっしゃってくださる方もありましたので、考えもまとまらぬまま、ボツボツ書いてみることにしました。 大震災から2週間ほど経った頃、アメ… 続きを読む