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ニュース

地震

シスターメリー・パトリシア久野

地震災害の報道を見る度に20年ほど前、テレビで見たイタリアの地震災害救出時の様子を思い出します。瓦礫の山の中に、埋まっている人を見つけたらしく救出隊の人が大きな声で言っていました。「おばあさん、今助け出すから待っていてね… 続きを読む

言葉その2

シスターメリー・パトリシア久野

その方は社会の第一線で長年活躍した方でしたが病を得、今は歩くのもままならない状態でした。「子供はいない。妻は脳梗塞で意識が戻らないまま6年以上入院生活をしている」と話されました。言葉の端々にお二人の若かりし頃の純な愛を感… 続きを読む

弁論大会

シスタージョアンナ徐

ずいぶん昔のことになりますが、当時、私が通っていた中学校では弁論大会が流行していました。 恥ずかしがり屋の私は何とかして、それを克服したいとの切実な思いを持っていました。それから解放され、人の前で自由になりたいとの思いで… 続きを読む

届いた1通のメール

シスタージョアンナ徐

復活祭も2週目を迎えました。 つい先日、弟から1通のメールを受信しました。 Happy Easter ! ( 主のご復活、おめでとうございます ) の挨拶でした。 私たち家族は毎年、両親や兄弟姉妹へのクリスマス・新年・復… 続きを読む

四旬節

シスター ルース 森

四旬節  教会は今、復活祭をむかえる前に、6週間つづく四旬節のあいだ、イエス様のご苦難とご死去をしのびます。ずっと以前、私はアーンプライヤーという、カナダの古い町で1年間すごしましたが、その年の四旬節に、教会で初めて出合… 続きを読む

雪柳に魅せられて

シスタージョアンナ徐

雪柳が咲く頃はいつでも、小学三年生の時の記憶が感謝のうちに蘇ってきます。 新しい季節を迎えるごとに記憶の宝石箱からたくさんの出来事がこぼれ落ちてくるのを感じ幸せが広がってきます。それだけ年を重ねたせいでしょうか。 雪柳に… 続きを読む

春の訪れ

シスタージョアンナ徐

 雪国の北陸に育った私は冬が大好きです。それと同時に春の訪れを待ちわびていた幼い頃が懐かしく思い出されます。  3月ともなれば大地は長い冬の眠りからようやく目覚め、春が近いと告げてくれます。大地の変化をいろいろな形で子供… 続きを読む

年の初めに  Part 2 挨拶

シスタージョアンナ徐

 毎週火曜日、私は京都ノートルダム女子大学のシスターズラウンジで学生の皆さんと出会っています。朝、大学の正門を通過する時、守衛さんが大きな声で「お早うございます」と声をかけてくださいます。とても幸せな気分になります。挨拶… 続きを読む

野崎先生

シスター ルース 森

野崎先生  入院をまじかにひかえて休んでいると、おのずと過ぎ来し方のできごとや出会った人々のことが思われます。その1つは、新卒の中学校教師として過ごした数年の思い出です。教材研究に苦しみながらも、同じく新入りの数人の仲間… 続きを読む

「言葉その1」

シスターメリー・パトリシア久野

彼女はある時、二つの容器に水を入れ、その一方には「ばか」とか侮蔑の言葉、もう一方には「ありがとう」と感謝の言葉を書いた紙を貼るか、入れるかし、後で、両方の水紋を写真で撮ったところ、侮蔑の言葉を貼った容器の水紋は荒々しく乱… 続きを読む