花を活ける 上 ローマの花市 シスタージョアンナ徐 本会のローマ総本部で過ごした5年間(2006-2011)、私は毎週土曜日、花市へ出かけました。聖堂へ花をいけるのは私の大切な仕事の一つでした。 花と向きあう時はいつでも、この花々が幸せと平和を私に感じさせてくれたものです… 続きを読む 2018.09.24 シスターの散歩道
もつれた電話コードとの対話 シスタージョアンナ徐 私の修室の電話コードが修復不可能と思えるほどにもつれてしまいました。 今日こそ,その電話コードを直そうと決心はするのですが、実行には至りませんでした。そうこうしているうちに一つのインスピレーションが沸いてきました。もつれ… 続きを読む 2018.08.31 シスターの散歩道
魔法の西瓜 シスタージョアンナ徐 果物の中でも夏を象徴する西瓜が食卓に上るたびに、私は夏休みも殆ど終わりに近づき、泣きべそをかきながら宿題に追われていた頃のことを懐かしく思い出します。 それは登校日が迫っていた8月下旬のことでした。ラジオ体操は毎朝6時半… 続きを読む 2018.08.19 シスターの散歩道
心躍る一通の封書 シスタージョアンナ徐 夏になると友人・知人から暑中見舞いや音信を問う懐かしい手紙が届きます。何気なく封筒を見た途端、その方の自筆に出会い、今その方が私の傍にいるようで幸せが広がってきます。また、素敵な切手を見ますと嬉しさも倍加し、送ってくれた… 続きを読む 2018.08.08 シスターの散歩道
英語との出会い 「卵エピソード 下」 シスタージョアンナ徐 クリストファ・コロンブスは1492年「西回り航路でアメリカを発見」と紹介されています。 中学一年の英語の時間に習った「コロンブスの卵」は今も強烈に私の脳裏に刻み込まれています。英語の授業で“No one can do i… 続きを読む 2018.07.18 シスターの散歩道
英語との出会い 「卵エピソード 上」 シスタージョアンナ徐 グローバル社会では英語が必須だと多くの人は言います。かつて英語を習いたての中学一年生だった私は思春期の真っ只中、誰しも戦後は貧しかったわけですが、リッチに過ごしたいと精神的なかっこ良さを求めていました。 小学校では担任は… 続きを読む 2018.06.07 シスターの散歩道
探しもの シスタージョアンナ徐 今、持ってきた書類が見つからないのです。ハンドバッグに入れたはずの鍵がないのです。そして定期も見つかりません。ちょうど雨が降りそうだったので先ほどバッグに入れておいた雨傘を取り出そうとしましたが見つかりません。玄関と部屋… 続きを読む 2018.05.02 シスターの散歩道
弁論大会 シスタージョアンナ徐 ずいぶん昔のことになりますが、当時、私が通っていた中学校では弁論大会が流行していました。 恥ずかしがり屋の私は何とかして、それを克服したいとの切実な思いを持っていました。それから解放され、人の前で自由になりたいとの思いで… 続きを読む 2018.04.21 シスターの散歩道
届いた1通のメール シスタージョアンナ徐 復活祭も2週目を迎えました。 つい先日、弟から1通のメールを受信しました。 Happy Easter ! ( 主のご復活、おめでとうございます ) の挨拶でした。 私たち家族は毎年、両親や兄弟姉妹へのクリスマス・新年・復… 続きを読む 2018.04.12 シスターの散歩道
雪柳に魅せられて シスタージョアンナ徐 雪柳が咲く頃はいつでも、小学三年生の時の記憶が感謝のうちに蘇ってきます。 新しい季節を迎えるごとに記憶の宝石箱からたくさんの出来事がこぼれ落ちてくるのを感じ幸せが広がってきます。それだけ年を重ねたせいでしょうか。 雪柳に… 続きを読む 2018.03.23 シスターの散歩道