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花便り

シスターメリー・パトリシア久野

4月のある雨の日 信号近くのバス停に立っていました。
休日でしたので信号では沢山の車が止まっていました。

どの車も雨に濡れて光っていました。
その中に一台、車の上にも横の窓にもびっしりと桜の花びらをつけて、まるで花びら模様の窓をつけたようになっている車がありました。
他の車はただ、雨に濡れて光っているだけでしたが、その車だけは華やかな桜の車になっていました。中には二人の青年が乗っていました。一台だけあんなに見事な花をしょって、どこからきたのかしらと思ってその車を見ていました。
やがて信号が変わり車が動き始めました。
その車のプレートは「長野」となっていました。あの二人の青年はどんな花吹雪の中を通って来たのかしら、花吹雪の中を通りながらどんな会話がなされたのかしら、と花の車を見送りながら思いました。

「いかに美しいことか山々を巡り行き良い知らせを伝える者の足は」  イザヤ書
「あなたがたは『キリストという手紙』 です。」     コリント後

という聖書の言葉をふと思い出しました。
主イエスを信じている人は「キリストの手紙」になっているのか問われます。

それにしても二人の青年の運んでくれた美しい花の便りでした。