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投稿者: シスター ルース 森

帰り道で

シスター ルース 森

帰り道で  大阪であった研修会の帰途、中ノ島で京阪電車に乗りました。電車は混んでいて、連れの二人のシスターたちはかろうじてばらばらに席を見つけて座りました。入り口近くに立っている私を気遣ってくれる様子のシスターたちに、「… 続きを読む

知足(チソク)

シスター ルース 森

知足(チソク)  私のすむ修道院に近い北山通りのケヤキの木が色づきはじめ、私は洛西にある竜安寺の木々のみごとな紅葉を思い出しました。このお寺の石庭のすばらしさは有名ですが、私はむしろ方丈の北庭にある「知足の蹲(ツクバイ)… 続きを読む

アマリリス

シスター ルース 森

アマリリス  秋の日差しがやわらかくなった夕方、鉢植えのアマリリスの株を庭に移し植えました。一昨年のクリリマスにいただいたこの株は早咲きとのことで、土の上に半分 出ている球根にかからないように、すぐに水をやり始め、昨年の… 続きを読む

ガマの穂

シスター ルース 森

ガマの穂  そこはかとなく秋の兆しが感じられる今朝、バスで深泥ガ池のそばを通ると、背たかく茂るヨシの間にいくつかのガマの穂も見えかくれしていました。何年も前、ちょうどこの季節に、シスターたちの刷新プログラムに参加するた… 続きを読む

小鳥の巣

シスター ルース 森

小鳥の巣  修道院での祈りの集いのテーブルに「鳥の巣」を飾りたいと思いました。2階のベランダから手のとどくところに伸びているケヤキの若枝を何本か採って、幾重にもまるく重ねていくうちに、こどもたちのために心地よい住まいを作… 続きを読む

青スジアゲハ蝶

シスター ルース 森

青スジアゲハ蝶  昨年の夏、日本に来たアメリカ人のノートルダムのシスターと「バタフライ・フレンド」とお互いを認める友達になりました。蝶の不思議な生態の1つを紹介してくれた彼女を、私は伏見の青少年科学センターへ案内して、沖… 続きを読む

ノカンゾウ

シスター ルース 森

ノカンゾウ 何日か前、朝早くラジオをつけると、「今日の花はノカンゾウ。花言葉は『苦しみからの解放』です。」といって、大峯あきらの「萱草(カンゾウ)が咲いてきれいな風が吹く」という俳句が紹介されました。 さわやかな風に吹か… 続きを読む

唐崎

シスター ルース 森

唐崎 年に何度か唐崎へ行く機会がありますが、その楽しみの1つは唐崎神社の前のみたらし団子のお店でひと時を過ごすことです。外国から来たお客のシスターたちを案内して行ったり、若い友人たちとにぎやかに焼きたてのお団子を食べたり… 続きを読む

「故なく」

シスター ルース 森

「故なく」 「故なく(理由もなく)」という言葉は否定的な意味合いで使われることが多いと思いますが、何年かまえに、ノートルダム小学校6年生の修養会で、西神父さまがこの「故なく」という言葉をつかって「愛とはどういうものか」に… 続きを読む

ユーモア

シスター ルース 森

ユーモア 5月のさわやかな風に誘われて、太田神社の杜若(かきつばた)を眺め、参道わきの清流に住むタゴ蛙の声に耳をかたむけ、社家の家並みに昔をしのびながら、上賀茂神社まで歩きました。上賀茂神社の境内にあるナンジャモンジャの… 続きを読む