インマヌエル（神は私達と共に居る）
　　「事の起こる時。私は常にそこに居る」（ｲｻﾞﾔ48:16）
くも幕下手術の後、手も足も動かない。ちょっとでも動かすと痛い。字も見えない。頭もぼんやりして、何をしているのか、何をしたらいいのか分からない日々の中で、神様は私の状態をご存じのはずと思いながら、それでも見えない目を開き，めくりにくい紙をめくりながら聖書をひも解いている時、旧約聖書イザヤ書のこの言葉に出会いました。私が倒れた時も、手術の時も、それから後の日々も、いつも主イエスはそばにいてくださったと感じました。イエス様は聖書の中で「インマヌエル」とも表現されています。「神は私達と共に居る」という意味です。神様と人間の，もともとの親密な正しい関係を人間が断ち切ったため、人間は孤独と罪の闇の中の生活をするようになりました。これを元の関係に修復するため、この闇の状態の世に光をもたらすため、罪や、自我、名誉、金銭等、色々な事に執着―つまりー縛られてられている人々の状態を救うため、罪から解放して真に自由に神様との正しい関係を生きるため、人間間の暖かい関係を取り戻すため、神はイエス様をこの世にお遣わしになりました。その御働きの意味上から「神は私達と共に居る、「インマヌエル」とも言われているのです。このことは知っていましたが、イエス様は「インマヌエル」、いつも共に居てくださった。「これからも共に居て下さる」と改めて感じさせられたお言葉でした。
　　イザヤの書の中に次のような言葉もあります。「あなた達は生まれた時から負われ、胎を出た時から担われてきた。/ 同じように、私はあなた達の老いる日まで/ 白髪になるまで、背負っ行こう。」（ｲｻﾞﾔ46:3-4）また、イエス様は次のようにおっしゃっています。「私は世の終わりまで、いつもあなたがたと共に居る。」（ﾏﾃｵ28:20）主よ、感謝します。いつもともにいらっしゃることを感じさせてください。