幼友達
中学一年頃の会話です。
A 「○○○○ね。」
車の騒音でよく聞こえないまま。
B 「うん、そうね。」
A 「Bちゃん、よく言うわね。」
B 「え! 何? 今、何て言ったの。」
A 「私なんか Bちゃんの足元にも及ばないわね と言ったのよ。」
B 「えーごめん。よく聞こえなかったのよ。」
自分の意見に同意されて憤慨するAも、聞こえてもいないのに適当に応答するBも‥‥。二人のいいかげんさが良く表れている会話です。
二人は幼友達で、今では、もう60年以上のつきあいです。
Bは言っていました。「私の人生の半分はAが持っている」と。
女性同士の友情は長続きしないと言う人もいますが、そんなことはありません。
ただ、場合によっては自分の気持ちを正直に伝える勇気と、その相手をしっかりと受け止めようとする気持ちと、お互いを赦す気持ちさえあれば。
春!! 素適な出会いがありますように。
ご復活おめでとうございます。