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シャロームメモ47号

シャロームメモ     

2022年9月16日

第47号

[1]「シャローム平和のための祈り」のセンター9月の意向を共に祈りましょう 

「シャローム平和のための祈り」は世界中のSSNDが毎月、心を合わせて世界平和のために祈れるように、各地域のSSNDが日にちを決めて共同祈願づくりを担当しています。日本の担当は毎月の23日です。

各祈りの後に全員で右を唱えてください。 「主よ、私たちの祈りを聞き入れてください」

①ロシアとウクライナの戦争が、一日も早く終結しますように。

910日から16日まで「自殺予防週間」でした。家庭、学校、職場の人間関係の中で、死にたい思いを抱いている方を顧みてください。一人ひとりが心の深みにあなたの現存を感じ、生きる希望を持つことができますように。

③幻聴、幻覚、妄想などの症状に苦しむ身近な精神疾患の方を癒してくだい。ふさわしい治療を受け、周囲の無理解から守られ、速やかに回復できますように。

LGBTQ(性的少数者の総称)の方への差別や偏見を、私たちの心から取り除いてください。どのような生きかたを選ぶ方をも尊重し、共に生きていくことができますように。

⑤就職活動に取り組む学生たちのために祈ります。内定のもらえない学たちが、自己嫌悪に陥ったり、周囲と比較して一喜一憂したりすることなく、各自に与えられた使命を見いだすための力、知恵、健康をお与えください。

2021年4月20日に行われたSSND日本将来計画会議の決定により,「シャローム平和のための祈り」を日本の4共同体が月交代で担当することになりました。(「お知らせ」2021-28 4.28発行 参照)今月は松ヶ崎修道院の担当です。 
2022年10月は岩倉修道院の担当になります。共同祈願の締め切りは10月12日(水曜日)ですのでよろしくお願いします。シャローム委員会のシスタージョアンナ宛メール添付で原稿をお送りください。  
        

[2] 9月21日は「国際平和デー(International Day of Peace)」です

1981年、国連総会は人類共通の理想である国際平和を記念・推進していく日として「国際平和デー」を宣言しました。

2002年からは毎年9月21日を「国際平和デー」と定め、世界の停戦と非暴力の日としてこの日一日、敵対行為を停止するよう呼び掛けています。

★2005年、国連事務総長コフイー・アナンは24時間の停戦と非暴力を世界に求め、2006年、彼はこの日を記念し、「平和の鐘」を鳴らしました。

★ニューヨークの国連本部では毎年、国連事務総長による「平和の鐘」を鳴らす特別記念行事が行われています。この鐘は「一日でも戦争のない日を」と世界の紛争地に向けて停戦、非暴力を呼び掛けています。

★1968年からカトリック教会は毎年1月1日を「世界平和デー」としています。 

[3] 9月25日は「世界難民移住移動者の日」です

108th World Day of Refugees, Migrants and people on the Move 2022

皆様のお手元に日本カトリック難民移住移動者委員会からポスター・パンフレット・教皇メッセージ等々が届いていることと思います。9月25日、特にウクライナ避難民だけでなく世界の多くの難民の方々のために祈り、理解を深め、命の危機を感じ保護を求めてくる人々に私たちはどのように対処できるか具体的に考えてみましょう。

日本政府はウクライナ難民の方々を受け入れる決定を行いました。ウクライナ難民の方々が日本国内で安心して暮らせるよう多面にわたって彼らと関わり、助けを必要としている方々に愛の手を差し伸べることができますよう祈ります。

[4] 9月26日は「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」です

International Day for the Total Elimination of Nuclear Weapons

2013年12月、国連総会において核兵器の全面的廃絶のための日」が制定されました。 

1946年、初めての国連総会の決議によって核軍縮という目標が課されてから76年が経過しました。しかし私たちは今もなお、核の脅威に脅かされています。 

私たちはこれまで 核軍縮に関する各種の会議を重ねてきましたが核保有国間の利害が対立しています。信頼と誠実な対話を重ねながら核戦争を決して起こしてはならないという共通認識をもって世界平和を構築していかなければなりません。私たちは核の全面的廃絶を心に刻み、未来の子共たちの為に「核兵器が人類に及ぼす脅威と核兵器の全的廃絶の必要性」に関する社会の認識を高め、教育を充実しながら平和な世界を築いてゆきたいものです。 

[5]「憲法改悪を許さない全国署名用紙」をお届けします 

昨年の総選挙で、改憲勢力が国会の3分の2を超える議席を獲得しました。そこで、国民が最も重視する政策課題は何かを世論調査で調べたところ、上位3課題に挙がったのは「経済・財政政策」「新型コロナ対策」「社会保障制度の見直し」で、合計約80%でした。続く2課題は「外交・安全保障」「環境・エネルギー政策」がそれぞれ6%で合計12%、「憲法改正」はそれに続く3%でした。この結果を見ても、多数の民意が改憲を望んでいないことは明らかです。チラシに目を通していただき、「憲法改悪を許さない全国署名」への参加をご検討ください。署名用紙を共同体メンバーの人数以上に入れましたので、良いと思われましたら、他の方々にもお勧めください。

[6]「9条京都の集い2022~講演会&全体会」のチラシをお届けします

講師の渡辺治さんは憲法学者として第一人者であられると同時に、全国九条の会事務局メンバーとして憲法を守る運動においても第一線に立っておられます。ウクライナへのロシアの軍事侵攻が日本を含む世界に軍拡の流れを引き起こしていますが、同時にその限界も突き付けています。今の時代をどう見据え、未来に向かうべきなのかを考える助けとするため、10月1日の集いに参加しませんか。会場参加と共に、オンライン参加も可能です。ぜひご検討ください。