シャロームメモ35
シャロームメモ
2021.11.19
第35号
1.「シャローム平和のための祈りのセンター11月の意向」を共に祈りましょう
「シャローム平和のための祈り」は世界中のSSND が毎月の各日に交代で担当している世界平和のための祈りです。日本の担当は毎月の23日です。4月20日に行われたSSND日本将来計画会議の決定により、「シャローム平和のための祈り」を日本の4共同体が月交代で担当することになりました。(「お知らせ」2021-28 4.28発行 参照)今月は今海道町修道院の担当です。
12月は小竹藪町修道院の担当になります。共同祈願の締め切りは12月13日(月曜日)ですのでよろしくお願いいたします。
各祈りの後に全員で右を唱えてください。「主よ、私たちの祈りを聞き入れてください」
- 互いの罪を赦しあい、人をへだて疎外する壁をとりのぞき、見知らぬ人とも
手をとりあって、みんなが平和な地球家族になれますように。
- 差別や暴力を排除した地域共同体や社会が築かれていきますように。若い人々の
平和への思いが実現しますように。
- COP26(国連気候変動枠組み条約第26回締結国会議)は、気候変動対策をめぐる世界の分断で終わりました。水没の危機にある太平洋の島国の切実な訴えに対しても、温室効果ガス主要排出国は非協力的で、世界の温暖化対策は順調ではありません。
どうか、地球規模の危機を阻止するため、各国が協力できる恵みをお与えください。
- 新型コロナウイルス感染症で亡くなった方々のために祈ります。家族や親しい友とも会えず、不安と孤独の中で苦しみ、命を捧げられた方々が、神様のみもとで安らかに憩われますように。
2 11月の「連帯の日の省察」は10月にお届けしてあります。ポーランド管区の
Sr.ナタリア・グリゴルクが準備してくださいました。個人としても共同体としても「平和と非暴力」を生き、世界を「平和と非暴力」の場とすることが出来ますよう共に祈りましょう。特に「行動」の中の5つのポイントを省察することを通して私たちは平和の元后マリアにならうことが出来るように思います。
3 去る10月30日及び31日、イタリアのローマでG20ローマ・サミットが開催されました。議長国イタリアが掲げた人、地球、繁栄という3つの優先課題のもと、2日間にわたって、世界経済のより良い回復、持続的かつ包括的な成長の実現に向けた内容で、新型コロナヴィルス対策をも含む保健、気候変動、持続可能な開発等の重要課題が討議されました。討議の総括として、G20ローマ首脳宣言が採択されました。
4 COP26(第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議)が10月31日からイギリスのグラスゴーで開催されました。その間、交渉は難航し、会期を一日延長し、11月13日「グラスゴー気候合意」を採択して閉幕しました。
- 最大の焦点………石炭火力発電の利用についてで、最終的には最初の段階的な廃止(phase-out)から段階的な削減(phase-down)と表現を弱めました。
- 産業革命からの気温上昇は5度以内に抑えることを努力すると明記しました。
22年の COP27はエジプト、23年のCOP28はアラブ首長国連邦(UAE)で開催することが決まりました。
5 お知らせ
11月22日(月)~23日(火曜日)、第41回日本カトリック正義と平和全国集会
2021大阪大会がオンラインで開催されます。「テーマはすべてのいのちを守ろう」、サブテーマは「誰も置き去りにしない世界に向けて」“ No one will be left behind ” です。プログラムは30項目にわたる分科会で行われます。
シャロ-ムメンバーのシスタードミニカ及びジョアンナもこの大会に参加します。この大会を聖霊が導いて下さいますようお祈りください。
尚、2日目の23日には中高生による特別プログラムもあります。
正義と平和 Youth Forum
- 人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに
達成すべき目標に向けて自分たちに何ができるかを考えます。