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作者別: シスターメリー・パトリシア久野

地震

シスターメリー・パトリシア久野

地震災害の報道を見る度に20年ほど前、テレビで見たイタリアの地震災害救出時の様子を思い出します。瓦礫の山の中に、埋まっている人を見つけたらしく救出隊の人が大きな声で言っていました。「おばあさん、今助け出すから待っていてね… 続きを読む

言葉その2

シスターメリー・パトリシア久野

その方は社会の第一線で長年活躍した方でしたが病を得、今は歩くのもままならない状態でした。「子供はいない。妻は脳梗塞で意識が戻らないまま6年以上入院生活をしている」と話されました。言葉の端々にお二人の若かりし頃の純な愛を感… 続きを読む

「言葉その1」

シスターメリー・パトリシア久野

彼女はある時、二つの容器に水を入れ、その一方には「ばか」とか侮蔑の言葉、もう一方には「ありがとう」と感謝の言葉を書いた紙を貼るか、入れるかし、後で、両方の水紋を写真で撮ったところ、侮蔑の言葉を貼った容器の水紋は荒々しく乱… 続きを読む

夕映え

シスターメリー・パトリシア久野

夕映え 秋の夕焼けが 目に沁みるようになりました。こういう季節になると思い出すことがあります。 ある時、職場で非常に屈辱的な体験をしたことがあります。 それを口にする事も出来ないほど傷つき、硬く凍ったような心のまま一週間… 続きを読む

感謝

シスターメリー・パトリシア久野

くも膜下出血を患ったと聞くと多くの人が、「それくらいでよかったですね」と言います。その病では30%の人は死亡。30%の人には重篤な後遺症が残るそうです。私も、立つことなど思いもよらない事でした。そういう中で思いました。「… 続きを読む

豪雨

シスターメリー・パトリシア久野

「こんな雨を見るとたまらない。神戸は急な坂道が多いでしょう」と激しく降る雨を見ながらその80代の女性は話されました。傾斜が急な坂での豪雨、ほとんど垂直に滝のように流れる水の中を歩きあぐねている時、その流れの中を必死に歩い… 続きを読む

すずめ

シスターメリー・パトリシア久野

4月から腰椎骨折で3月ほど入院しました。一昨年のくも幕下出血による1年近い入院生活に続くもので心も萎えそうになりながら、毎日病室の窓辺の桟に来る2,3羽のすずめを眺めていました。そのうち聖書の中で語られているイエスさまの… 続きを読む

こげたご飯

シスターメリー・パトリシア久野

小学3年生頃のことです。母が留守の時、何か手伝いをしたいと思い、ご飯を炊くことにしました。薪の火で炊くのです。薪の火でご飯を炊くのはむつかしいのですがなんとか炊けそうでした。火がついたのを見て安心した私は遊びに行きました… 続きを読む

チーズ

シスターメリー・パトリシア久野

その神父様は修道院で生活なさっていました。その修道院では食事のときチーズが大きな塊のまま出て、各自が自分に必要なだけ切り取って次の人に回すそうです。ある時、隣の人が、チーズを、4分の1のところで切り分け、そのおおきいほう… 続きを読む

イチジクその後

シスターメリー・パトリシア久野

挿し木した無花果の為、天からの雨を期待しましたが、かんかん照りが続きました。自分では何もしないで、ただの神頼みは、やっぱり無理かなと思った頃、雨が降り始めました。初めは、喜びましたが、連日、土砂降りの雨に、ただ折れただけ… 続きを読む