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ニュース

年: 2019年

愛は一つ

シスター ルース 森

愛は一つ  3月20日、乗りつぎの飛行機をのがしてしまった私は、東海岸の州にあるシャーロット空港まわりでセントルイスへ行くことになり、別のゲートにうつり、搭乗までさらに5時間まつことになりました。人のまばらな新しいゲート… 続きを読む

「何を読んでいるのですか」

シスター ルース 森

「何を読んでいるのですか」  今年、3月20日、私はロサンジェルス空港にいました。ミーテイングのあるセントルイスへの乗りつぎ便への搭乗までには、5時間の待ち時間がありました。少しでも英語に慣れておこうと、私が英文の会憲を… 続きを読む

 「 お客様をお迎えする 下 」

シスタージョアンナ徐

食事を楽しんでいるみんなの顔に幸せが広がっていきます。平素使われなかった食器たちも、久しぶりにみんなに出会えて喜んでいるに違いありません。時間が経つにつれ、会話の内容も豊かになりました。故郷のこと、家族のこと、お正月やク… 続きを読む

「 お客様をお迎えする 中 」

シスタージョアンナ徐

「お客様が来られました。」との声が玄関から聞こえてきました。 「よくいらっしゃいました。」と家族が全員、笑顔で彼らを出迎えました。もちろん、今日のお客様をお迎えする主人公は母です。いつも笑顔を絶やさない彼女の穏やかな姿が… 続きを読む

責任

シスター ルース 森

責 任  3月下旬に、セントルイスでの会議に出席するため、関空を発って、ロサンジェルスの空港にきていました。ゲートで5時間待ち、セントルイス行きの飛行機に乗り継ぐことになっていたのです。体調の関係から車いすをお願いして、… 続きを読む

一枚の絵葉書との出会い 「聖金曜日」

シスタージョアンナ徐

ローマのノートルダム教育修道女会総本部におりました頃のことです。食堂のサイドテーブルには常時、各国からシスター方がお土産に持参したおいしいチョコレートやキャンディそしてナッツ類が置かれていました。 毎日11時ごろ、シスタ… 続きを読む

「やってみる」

シスター ルース 森

「やってみる」  買い物をおえて、北大路通りへ出たとき、すこし向こうに見える停留所から、修道院へ帰るために乗らなければならない北⑧のバスがやってくる時間だと気がつきました。何人かの人々がバス停でまっているようです。バスの… 続きを読む

お客様をお迎えする 上

シスタージョアンナ徐

母の存命中、彼女の誕生日(1月2日)にお客さまをお招きすることがたびたびありました。毎年、年末年始を母の家で過ごそうと、みんなが集まってきます。母はお客様をお迎えするのが大変好きでした。私たちは平素、母がお世話になった方… 続きを読む

視 野

シスター ルース 森

視 野  今朝、ゴミの収集場所に、もう一人のシスターと一緒にゴミの袋をはこびました。収集場所は修道院のそばをながれる泉川にかかる小さな橋の上です。袋に網をかけていると、そのシスターが独り言のように「クレソンかしら?」と、… 続きを読む

お客様をお送りする

シスタージョアンナ徐

最近、特に、家族や知人との別れがつらくなってきているのを感じます。一期一会の意味が心に染みる年齢となってきたためでしょうか。互いの安寧を祈らずにはおられません。 別れの時はいつでも、母が玄関先まで見送ってくれたことどもが… 続きを読む