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投稿者: シスター ルース 森

「今こそ永遠」

シスター ルース 森

「今こそ永遠」先日、京都新聞の「凡語」で、陶芸家の河井寛次郎の住まいが記念館になって公開されていると知り、訪ねてみたいと思いました。記念館の所在地や電話番号を知ろうと、「いつでもコール」に尋ねましたが分からず、新聞に「山… 続きを読む

くさび

シスター ルース 森

くさび 1月の初め、眼科の診察のために、地下鉄東西線のプラットホームで電車を待っていました。プラットホームには人影もなく、電車が来るのにもまだ間がありそうでした。ふと私は、時間になったら電車が来るのは当然のことで、人が心… 続きを読む

60パーセント

シスター ルース 森

60パーセント 去年の12月、大学の1年生に90分の話をする機会があり、何日も前から心をこめて準備をし、すべてが順調に運んだのですが、なぜか、心に不満が残りました。私が話しすぎ、学生たちも疲れたのではないかと思ったのです… 続きを読む

馬ぶねに

シスター ルース 森

馬ぶねにご降誕祭が近くなって、修道院の客間のテーブルの隅に、クリスマスらしい飾り付けをしようとしました。ガンダーラ更紗のハンカチの上に、小さな木彫りの聖家族像と、秋の林で拾った松かさを置きました。そして、その後ろに、試験… 続きを読む

「お陰さまで」

シスター ルース 森

お陰さまで」 何年か前、韓国のソウルで3週間過ごしたことがあります。韓国の文化を知り、人々と交わって、韓国語を習いたいという私の願いを、シンスドン教会で働く2人のシスター方が聞き入れてくださり、私一人のために充実したスケ… 続きを読む

堀江さん

シスター ルース 森

堀江さん 何十年も前、京都に来てすぐ、堀江さんというおばあさんと知り合いになり、秋晴れのある日、高雄山へ連れて行っていただきました。美しく紅葉する谷へ何枚ものかわらけを投げた後、お弁当に鯖寿司をいただきました。お酢でしめ… 続きを読む

オオセンナリ

シスター ルース 森

オオセンナリ(黒ホウズキ) 秋の気配が濃くなって、オオセンナリが結実を急いでいるようです。千成ホウズキというもう1つの別名のとおり、たくさん咲いた花が落ちた後、ガクが大きくなって小さな丸い実を包んでいます。名の分からない… 続きを読む

語らい

シスター ルース 森

語らい先日、山際の細い道を歩いているとき、道に両膝と両手をついて、何かに見入っている小さな男の子に出会いました。4歳ぐらいの子で、見入っているのはカマキリのようです。「カマキリだね。」と、私は声を掛けました。「ちょっと生… 続きを読む

道べから

シスター ルース 森

道べから 去年の秋、散歩の道で見たことのない植物に出会い、実を採っておきました。小さなホウズキ型の実の外側はもう網状になっていました。今年7月、その小さな種を蒔いたところ、思いがけなくたくさんの芽が出ました。毎日のように… 続きを読む

「貰い過ぎています」

シスター ルース 森

「貰い過ぎています」 7月の初め、私は名古屋の中部空港の出発ロビーにいました。搭乗までにかなりの時間があるので、売店でお茶を買うことにしました。カウンターに行くと、お茶とお菓子の袋を持った女の子と、5ドル紙幣を手に持った… 続きを読む