感謝
くも膜下出血を患ったと聞くと多くの人が、「それくらいでよかったですね」と言います。その病では30%の人は死亡。30%の人には重篤な後遺症が残るそうです。私も、立つことなど思いもよらない事でした。そういう中で思いました。「当り前と思っていたことは実は当り前では無かった」と。そう思って目の前の食事を見て気付きました。「このわかめを採るため、誰かが海に入って波しぶきをうけたのだ。このミルクの為誰かが牛の世話をしたのだ。私は牛の為、草一本採っていないのに。そのように思っていくと、多くの人のご苦労の上に自分の生が支えられていること。またそういうことに心をとめず。感謝もしてこなかった自分の姿が見え始めました。
これからは見えない事の裏に人のご苦労とご親切を見、感謝の内に日々過ごしたいと思うようになりました。
今からでも遅くない。気付かせていただいた時がスタートだと思いました。感謝します。