シャロームメモ第58号
シャロームメモ
2023年8月18日
第58号
[1.] 私たちは今、被造界の叫びに聴き応えるよう、神に招かれています
8月8日にハワイのマウイ島 で起こった山火事が、異例の大火災に発展しました。現在確認されている死者数は100名を超えていますが、行方が確認できていない方々は1000名に及ぶとのことです。異常気象で島全体が干ばつ状態にあったところへ、ハリケーンの通過が重なったとのことです。亡くなられた方々とそのご遺族、被災された方々のために祈ると共に、豪雨や干ばつなどの自然災害が世界各地で発生している現状を通して、神が私たち人類に『被造界の叫びに聴き応える』よう呼びかけておられることへの気づきを新たにし、日々の暮らしの中でこの招きに応える一層の努力をして行きましょう。
[2.] 「シャローム平和のための祈り」のセンター8月の意向を共に祈りましょう。
今年の5月にG7広島サミットに出席された各国の為政者の方々が、原爆資料館を訪問された際に残されたメッセージを、私たちも平和祈願として共に祈りましょう。
- 世界中のどの国も、このような苦痛と破壊を経験することがあってはなりません。現代の世界に核兵器による脅迫の存在がないよう、共に祈ります。
(ウクライナ・ゼレンスキー大統領より)
- 世界から核兵器を最終的且つ永久的に無くせる日に向けて、ともに進み、信念を貫くことができます様に、世界の為政者をお導き下さい。 (米国バイデン大統領より)
- 広島と長崎の人々の恐怖と苦しみは、どんな言葉でも表現できません。しかし私たちが言えることは、二度と繰り返してはならないことです。この決意をすべての人が実行することができますように、お導き下さい。 (英国スナク首相より)
- 広島の犠牲者を記憶する義務を果たし、平和に向けて行動することが私たちの責務だとすべての人が心に留めますように、お導き下さい。
(フランス・マクロン大統領より)
- 私たちは、ここで平和と自由を全力で守るという誓いを新たにしました。核戦争は二度と起こさないという決意を人類が守る事ができるように、お導き下さい。
(ドイツ・ショルツ首相より)
- 歴史に残るG7サミットの機会に、議長として各国首脳とともに、「各兵器のない世界」になるよう目指し、祈ります。 (日本・岸田文雄首相)
- 主よ、世界の国々の為政者の決意と祈りが、全ての国において実現しますようにお導き下さい。
[3.] 8月12日は「国際青少年デー」でした
- 青少年が社会のあらゆる分野に参加し、意見を反映させられる未来を目指して1999年に「国際青少年デー」が国連で制定されました。2000年8月12日より世界各地でコンサート、ワークショップ、文化的イベントや会議その他、多くの行事が行われています。
- 国連が定義する「ユース」とは15歳から24歳までの人々です。その人たちは18億人以上にのぼり、世界人口に占める割合は史上最大となっています。しかし、教育や就業に関する問題、適切な医療を受けられない、経済活動への参加が不十分であるなど問題も多岐にわたっています。ユースの力は社会の持続可能な発展に不可欠であり、彼らと社会が連携することを通して社会発展に多大な貢献をするこが期待されます。
[4.] 8月19日は「世界人道デー」でした
2008年12月の国連総会はこの日を「世界で最も過酷な状況にある人々を救うことに命を捧げた方々に思いを寄せ、彼らに特別の敬意と尊敬を表す日」と定めました。
現在、世界の約1億5千万人以上の人が紛争や自然災害などにより危険にさらされ、人道支援を待っています。この国際デーでは人道支援に焦点をあて、コロナ患者の治療、食糧支援、出産の介助その他に携わっています。世界各地で毎年この日に数多くのキャンペーンやイベントが行われています。