1. HOME
  2. ニュース
  3. シャローム・ニュース
  4. シャロームメモ 第50号

ニュース

シャロームメモ 第50号

シャロームメモ

022年12月20日

第50号

 

 [.]「シャローム平和のための祈り」のセンター12月の意向を共に祈りましょう シャローム平和のための祈り」は世界中のSSNDが毎月、心を合わせて世界平和のために祈れるように、各地域のSSNDが日にちを決めて共同祈願づくりを担当しています。日本の担当は毎月の23日です。

各祈りの後に全員で右を唱えてください。「主よ、私たちの祈りを聞き入れてください」

  1.  ウクライナでは、ロシアのミサイル攻撃によって、大規模な停電が発生し、大きな被害を受けています。食事をしたり、暖を取る電気はなく、電話やメールも侭なりません。平和の与え主である主よ、ウクライナの人々を助けてください。そして私たちのできることを教えてください。
  2.  私たちのともに暮らす大切な「家」である地球が汚染され、破壊されています。私たちが、全ての被造物と深く結ばれていることを悟り、大切にし、役割を果たしていくことができるよう、お導き下さい。また、権力、財力を持つ人たちをも照らし、導いてください。
  3.  豊かになったと言われる現代の中で、家族・周囲の人々のあたたかい関わりの中で育つことがなかった人々が、社会の中で温かい交わりができる機会と恵みをお与えください。
  4.  不登校の小・中学生が、いま日本で、24万人を超えています。全ての子供が、子供時代を子供らしく、喜びと楽しみを味わい乍ら良い人間関係の中で勉強に励み成長して行けます様にお助け下さい。
  • 2021年4月20日に行われたSSND日本将来計画会議の決定により,「シャローム平和のための祈り」を日本の4共同体が月交代で担当することになりました。(「お知らせ」202128 4.28発行 参照)今月は小竹藪町修道院の担当です。

2023年1月は松ヶ崎修道院の担当になります。共同祈願の締め切りは1月14日(土月)ですのでよろしくお願いします。シャローム委員会のシスタージョアンナ宛メール添付で原稿をお送りください。             

.12月10日は「 人権デー 」です  Human Rights Day

1948年12月10日、国際連合第3回総会において、「世界人権宣言」が採択されました。世界人権宣言は全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準であり、初めて人権保障の目標ないし基準を国際的にうたった画期的なものです。国際連合総会は採択日である 12月10日を「人権デー(Human Rights Day)」と定めました。

第1条……すべての人間は生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利 とについて平等である。人間は理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」

人権は、人種や民族、性別を超えて、誰にでも認められる基本的な権利であり、私たちが幸せに生きるためのものです。

 日本においても毎年12月4日から10日までの1週間を「人権週間」と定め、全国的に人権啓発活動を強化しています。私たちのごく身近でもいじめや外国人に対する偏見、虐待、コロナ感染症や種々の障害を持つ人々への偏見や差別が多々存在しています。互いの人権を尊重しあうことの大切さ、そして平素から人権に対する認識を深めていく努力を重ねていきたいものです。

[3.12月18日は「国際移民デー」           International Migrants Day 

1990年12月18日の国際連合総会において「すべての移住労働者及びその家族の権利の保護に関する国際条約」が採択されました。毎年12月18日に祝われるこの日は国際移住者デーとも呼ばれています。2000年に国際連合経済社会理事会の勧告を受けて国際連合総会が正式に制定しました。

現在、移民は世界中で見られ搾取、差別、暴力を受けています。彼らの現実は悲惨で移民をはじめとするすべての人が尊厳を確保されなければならないことは言うまでもありません。国際デー当日、ないしはその近日に国際連合事務総長やその他の機関から声明が出されています。

4.]12月20日は「人間の連帯国際デー」です

                 Human Solidarity Day

2005年12月の国際連合総会において制定された「人間の連帯国際デー」は「世界の多様性と連帯」を祝い、それらの重要性を再確認する日です。グローバル化と不平等が拡大する今こそ国際的な連帯の強化が不可欠です。特に新型コロナウイルス感染症の影響によってSDGs達成に向けての取り組みが停滞、後退しています。国連は「連帯の文化の促進と分かち合いの精神が貧困と戦うために重要」であるとし、私たちが互いに結束を深めることの大切さを呼びかけています。

お知らせ

 ※ 12月10日と17日に松ヶ崎と岩倉で開催した憲法勉強会には外部の方5名を含む32名の参加がありました。12月16日には敵基地反撃能力保有を含む『安保関連3文書』が閣議決定され、防衛予算も従来の1.5倍になるなどの決定がなされ、戦後日本の安保政策が大きな変化の時を迎えています。戦争のできる国づくりに向けての憲法改定に向けて、国は大きく動いています。今こそニュースに注目し、学び、祈り、平和な世界づくりに力を合わせて参りましょう。

  安保3文書改訂をめざす日本と憲法9条≫をテーマに1月14日土曜日に緊急学習会が開かれます

   1・14 緊急学習会のお知らせ

 岸田政権は12月16日、敵基地攻撃能力保持を明記し、今後5年間に防衛費を現行の1.5倍以上とする「国家安全保障戦略」、防衛の目標や達成方法を示す「国家防衛戦略」、自衛隊の体制や5年間の経費の総額などをまとめた「防衛力整備計画」で構成される、今後の日本を方向付ける安全保障関連3文書を閣議決定しました。

 これにより、第2次世界大戦後76年間、憲法に基づいて「専守防衛に徹し、軍事大国にはならない」決意を公にして歩んできた日本の防衛政策が大きく変わることになります。軍事力の強化が戦争を終わらせないことはロシアによるウクライナ戦争でも明らかです。日本が、世界が、軍事化の泥沼にはまらないため、更に学習を重ね、祈り、発信して行きましょう。

  • 日時:2023年1月14日午後2時~4時 
  • 場所:京都市弁護士会館地下ホール:地下鉄「丸太町」駅から徒歩7分、市バス「河原町丸太町」から徒歩8分、富小・竹屋町通り角
  • 講師:布施祐仁さん(1976年生まれ。20年余り外交・安保・軍事問題を中心に取材、フリージャーナリスト)

2022年の出版の著書:「自衛隊海外派遣、隠された『戦地』の現実」集英社新書、「日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか」創元社 他

★★★ 皆様から今年いただきましたご理解とご協力に心から感謝します。幼児イエスの愛と平和そして喜びが皆様の上に豊かにありますよう祈ります。今後ともご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。希望と恵みに満ちた新年をお迎えください。 

                                                                            シャローム委員会一同より