シャロームメモ37
シャロームメモ
2022.1.19
第37号
[1.]「シャローム平和のための祈りのセンター1月の意向」を共に祈りましょう。
「シャローム平和のための祈り」は世界中のSSND が毎月の各日に交代で担当している世界平和のための祈りです。日本の担当は毎月の23日です。4月20日に行われたSSND日本将来計画会議の決定により、「シャローム平和のための祈り」を日本の4共同体が月交代で担当することになりました。(「お知らせ」2021-28 4.28発行 参照)今月は本部修道院の担当です。
2022年2月は岩倉修道院の担当になります。共同祈願の締め切りは2月15日(火曜日)ですのでよろしくお願いいたします。
各祈りの後に全員で右を唱えてください。「主よ、私たちの祈りを聞き入れてくだ
さい」
- 新しい年を迎え、人を生かす神の愛が私たち一人ひとりの心に満たされますように祈ります。
日々のニュースや社会の出来事は悲しいことや残虐行為などを報道しますが、人は残忍性を好むのでしょうか。主キリストの降誕を記念した私たちは、今こそ、神の貧しさを心とし、イエスと共に平和実現のために歩むことができますように。
➁ 『ラウダート・シ行動』実践を学びました。この共通の家は多様性に満ち、すべての被造物が、いのちを生かす神のことばに耳を傾け、神の栄光の輝きと現存に気づくことができますよう、あなたの霊を送ってください。宇宙の神秘、大自然の躍動、そして、あなたの知恵と英知に膝をかがめて祈ることができますように。
- 2022年1月2日付けのカトリック新聞は、教皇一般謁見講和の“沈黙は聖霊に聞くため” に観想する生き方を指摘しています。私たちも心の沈黙に向き合い、神がお望みになることを実践していくことができますように。
- イエスの生涯、貧しい人々に対する接し方、振る舞い、一貫性、日常的で気負いのない優しさ、全面的な奉献は私たち一人ひとりの生活に訴えています。『福音の喜び』より。
私たちは祈りの内に内面を常に耕し、献身と奉仕に努めていますが、時として疲労と困難のため熱意が冷め、自分の内面にしか目を向けようとしません。父なる神よ、私たちの弱さを顧みて、愛をもって福音を観想すること、その内容をじっくり考えて読むことができますように。
[2.]「マルティン・ルーサー・キング牧師(1929-1968)の日」について
アメリカでは1月の第3月曜日を「マルティン・ルーサー・キング牧師の日」とし、彼の一生と業績をたたえる日と定めています。1964年にはノーベル平和賞を受賞しました。父、祖父ともに牧師で、幼少のころから彼らの説教を聞いて育ち、同胞愛と平等を信条とするようになりました。1955年後半、マルティン・ルーサー・キングは神学博士号を取得し、アラバマ州モンゴメリー市に移ってバプティスト教会の牧師となりました。公民権運動の指導者であった彼は1968年4月4日、遊説中のテネシー州メンフイスで暗殺され、39歳の若さで帰らぬ人となりました。
「 私には夢がある ( I Have a Dream ) 」
1963年8月28日、職と自由を求めるワシントン大行進において、キング牧師がリンカーン記念館で人種平等と差別の終焉を呼びかけた演説。公民権運動に大きな影響を与えた。米国における最高の演説であるともいわれます。
- 演説の一部 –
絶望の谷間でもがくことをやめよう。友よ、今日私は皆さんに言っておきたい。われわれは今日も明日も困難に直面するが、それでも私には夢がある。それは、アメリカの夢に深く根ざした夢である。私には夢がある。それは、いつの日か、この国が立ち上がり、「すべての人間は平等に作られているということは、自明の真実であると考える」というこの国の信条を、真の意味で実現させるという夢である。
私には夢がある。それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である。
私には夢がある。それは、いつの日か、不正と抑圧の炎熱で焼けつかんばかりのミシシッピ州でさえ、自由と正義のオアシスに変身するという夢である。
私には夢がある。それは、いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である。
今日、私には夢がある。
私には夢がある。それは、邪悪な人種差別主義者たちのいる、州権優位や連邦法実施拒否を主張する州知事のいるアラバマ州でさえも、いつの日か、そのアラバマでさえ、黒人の少年少女が白人の少年少女と兄弟姉妹として手をつなげるようになるという夢である。
今日、私には夢がある。
私には夢がある。それは、いつの日か、あらゆる谷が高められ、あらゆる丘と山は低められ、でこぼこした所は平らにならされ、曲がった道がまっすぐにされ、そして神の栄光が啓示され、生きとし生けるものがその栄光を共に見ることになるという夢である。
これがわれわれの希望である。この信念を抱いて、私は南部へ戻って行く。
※上記の和訳は米国大使館によるものです。演説の全文は米国大使館のサイトにてご覧いただけます。
[3.]第36回國際障害者年連続シンポジウムのご案内
「当事者、支援者、家族、みんなが安心できる地域での生活とは?
~障害のある人たちが地域で支援を得ながら暮らしていくために~」
「第36回国際障害者年連続シンポジウム」 が1月と2月の2回連続で行われます。 オンラインで参加いただけます。 参加費:無料
- 場所 : 京都市地域・多文化共生ネットワークサロン及びZOOM
- 現地会場 : 京都市南区東九条東岩本町31
連絡先・現地参加申し込み先 ( 申し込みはメールかFax で )
★ 電話 075-671-8484 Fax 075-671-8418 Mail jcil@cream.plala.or.jp
第1回 2022年1月20日 (木曜日) 13:00~16:30
第2回 2022年2月3日 (木曜日) 13:00~16:30
第2回 2月3日(木曜日)
ZOOM URL https://x.gd/y50kg
ミーティングID : 817 0376 9195 パスコード : 220203
★★★ 皆様、あけましておめでとうございます。昨年はシャローム委員会に共同祈願をお送りくださいまして心から感謝申し上げます。 また、たくさんのご協力とご理解を頂きましたことも併せてお礼申し上げます。皆様の上に神様の祝福とご健康の恵みをお祈り申し上げます。コロナの勢いが日増しに強くなってきております。くれぐれもお体を大切になさってください。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
Srs.ジュディス、ドミニカ・ジョアンナ