2019年度 Peace Project 年間報告
ミリアム会の皆様、JOMAS事務局の皆様、そして善意の協力者の皆様、
皆様のご援助のお蔭をもちまして、2019年度も8軒の保育園、3軒の宿題塾(合計教師8名、児童292名)、そして30名以上の教師仲間の研修のために、有意義な一年間を持つことができました。皆様のご援助があってこそ一年間の活動を保持することができました事を、心から感謝申し上げます。
この一年間の流れで、最も心に残ったことをお伝えしたいと思います。
最大の歓びは、日本からお迎えしたお客様を、ノートルダム校とピースプロジェクトの保育園、宿題宿へご案内し、地元の人々や生徒達と交わっていただくことができたという事です。
ノートルダム校では、日本からの子供たちとネパールの子供たちが言葉の違いや初対面の恥ずかしさを乗り越えて一緒にゲームを楽しみ、先生や高学年の生徒たちはネパールティーとお菓子、ネパールダンスでもてなし、参加者の方からは隠し芸の手品やサクソフォーン演奏で、お互いに心から楽しい交わりを持つことができました。翌日はグループに別れ、サッカー(フットボール)の親善試合、ピースプロジェクトの保育園、宿題塾の訪問を体験しました。パウワ村にあるデウラリ宿題塾では、主に低学年の子供たちが集まっていましたが、窓から闖入する大きな子供達が部屋を荒らすという保護者の訴えを聞き、先生の給料のほかにグリルの窓枠を寄付いたしました。
次に訪問したバイラブ保育園では、未だに出来上がらない保育園教室の不便さを聞き、援助の約束をして励ましました。余った旅費から実際に寄付できた事は素晴らしい事でした。
町はずれにある保育園では、人食い豹の出没にも恐れず、自警団の働きで保育活動を継続
チャブディバライ保育園 ティンダラ保育園
小学生と共に学ぶ保育園児 トウリブバン保育園 熱心なお母さん達に支えられるヒムチュリ保育園
放課後に勉強を見てもらう ジャルデヴィ宿題塾
広くなった部屋でお昼寝 しっかりした建物になったティンダラ保育園 新しいキッチン
観光客と政府の援助で、ピースプロジェクトから独立し、新しくなったチャムンダマイ保育園
先生の手作りおもちゃや教材、お母さんの手作り座布団、寄付された滑り台もあるチャブディバライ保育園
学童の減少、学校消滅、先生移動で保育園閉鎖の憂き目を見たジュムダダ保育園は、新しい先生と再出発
教師研修会 2020年 2月21日 「紙細工で教室を美しく飾ろう!」
楽しく飾った教室の中で、園児たちはこのような作品を作りました。
Workshop 2020年2月23日 「正しい英語の発音を学ぼう」
アメリカ人のシスターから英語の発音を学び、興味津々
第二回目の「正しい英語を学ぼう」は、コロナの影響で、実現しませんでした。残念!