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ジュビリーの祝い

シスター ルース 森

ジュビリーの祝い
  私たちの修道会でも、誓願をたててシスターとなったあと、銀祝や金祝のお祝いがあります。私も今年で誓願後50年になるので、アメリカ、セントルイスで8月6日におこなわれた管区のジュビリーの祝いに招かれました。ところが、4月おわりに腰椎を骨折していて、3カ月後に渡米できるかどうか微妙なところでした。幸い7月末には、90%は治っているとわかったので、思いきって、コルセットをつけたまま、長旅をしたのでした。
  セントルイスでは75年、70年、60年、50年、25年のジュビリーをいわう45名のシスターたちが暖かく迎えられ、祝いの朝は、それぞれの年をしめす違った色のバラの生花のコサージを胸に、祝いの朝食を楽しみ、記念撮影をしました。ちなみに50年の私たちは濃い黄色のバラです。お祝いの中心はミサ。 1人のジュビラリアンの弟神父さまのユーモアあふれる親身な挨拶に始まり、聖書朗読、ジュビラリアン代表の振り返りのことば、管区長のお話し、シスターたち全員での誓願の更新。45人のジュビラリアンに加えて、250人ぐらいのシスターたちとお客さまでいっぱいの聖堂は、大きな喜びと感謝の祈りの歌声につつまれました。
  ミサのあとの大講堂での会食では、シスターたちがナプキンを折る係り、葡萄酒の係り、デザートの係りなど、分担なさったことが分りました。本当にジュビリーは修道会全体で、神さまに心からささげる感謝と喜びの祝いでした。