オリーブ
オリーブ
高野教会の庭にある2本のオリーブの木の1本が、去年、たくさんの実をつけました。年を越し、3月になっても、取りのこされた黒く熟した実が、たくさん枝についています。完熟のオリーブの実は渋をぬきやすいと、どこかで読んだことを思い出しました。少しいただいてかえり、試してみることにしました。まず、実にナイフで1本の切れ目をいれ、3パーセントの重曹をいれた水につけ、その水を10日間、毎日、替えつづけると、水もあまり濁らなくなり、かじると、渋みもかなりぬけています。次に、1日、水につけて、重曹を洗いながします。そうして、翌日、1パーセントの塩水に漬け、1日ごとに1パーセントずつ濃い塩水に入れかえ、4日目に4パーセントの塩水にして、1,2 週間そのままにし、味をしみこませると完成。成功でした! 数少ない試作品、豪華に黒光りする塩漬けのオリーブをシスターたちや友人たちと一緒に楽しんだのです。
40年も前、聖地巡礼のとき、泊まったホテルの食事に、大きな容器に山盛りされた、緑色と黒い色のオリーブの実が出されたこと、現在も2000年を超えて生きるオリーブの木もあるという、オリーブの園、ゲッセマネを鮮明に思い出しました。御父の愛を人々に告げるために、人となられたイエス様もオリーブの実を食べられたでしょう。聖書のイエス様がぐっと近く感じられるようになりました。
