シャロームメモ39
シャロームメモ
2022.3.18
第39号
[1.]「シャローム平和のための祈りのセンター3月の意向を共に祈りましょう。
「シャローム平和のための祈り」は世界中のSSND が毎月の各日に交代で担当している世界平和のための祈りです。日本の担当は毎月の23日です。2021年4月20日に行われたSSND日本将来計画会議の決定により、「シャローム平和のための祈り」を日本の4共同体が月交代で担当することになりました。(「お知らせ」2021-28 4.28発行 参照)今月は今海道町修道院の担当です。
2022年4月は小竹藪町修道院の担当になります。共同祈願の締め切りは4月15日(金曜日)ですのでよろしくお願いします。
各祈りの後に全員で右を唱えてください。「主よ、私たちの祈りを聞き入れてください」
➀ 原発廃止のために祈ります。原爆を世界で最初に体験した日本国民として、私たちが原発廃止運動に理解を示し、せめて署名運動くらいは積極的に行うことができますように。
➁ 遂にロシアがウクライナに軍事侵攻し、ミサイル攻撃により建物の崩壊は勿論のこと、何人もの人達が死亡したとの事実が明らかになりました。ウクライナに明日への希望が戻りますように。どんなことがあっても戦争をやってはいけないという大原則を守っていけますように。
③ 「出入国管理及び難民認定法」改定案は、現実には難民や移住者の方々にとって夢と希望を与えるものではなく、日本社会に生きることがどれ程困難であるかを明らかにしています。どうぞ日本の外国人政策が彼等の実情に理解を示し、また教皇様のご意向に添ったものとなりますように。
④ コロナ渦で親が失業した貧困家庭の子どもたち、特に厳しい状況におかれている母子家庭の子どもたちのために祈ります。必要な食事が与えられ教育を受ける権利が奪われることなく、地域社会の中で大人達に見守られて安心して日々過ごすことができますように。
⑤ 中国北京での冬期オリンピック・パラリンピックが無事終了しました。国家間の様々な困難や政治的課題がありながら、平和の祭典として終えられたことを感謝します。出場した選手達の努力が認められ、国境を越えて友情の輪が広がり次の世代への希望の星となったことは素晴らしいことです。オリンピック・パラリンピック成功のために見えないところで支援・奉仕されたすべての方々にあまたの祝福がありますように。
[2.]3月3日、人間の平等と尊厳を求め部落差別と闘った全国水平社創立100周年を迎えました。創立の地、京都では当日、岡崎のロームシアターで差別のない社会に向けた「新たな決意」が表明され、約千人が参加して記念集会が行われました。
[3.]3月8日 国際世界女性の日( International Women’s Day )
3月8日は1975年に国連が制定した「国際女性の日」です。目的は女性への差別をなくすことです。国際女性の日制定の発端は1904年アメリカで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたことでした。毎年、この日を記念して女性の権利をアピールするための多くのイベントが行われています。
[4.] [新着] 図書紹介
シャローム委員会は下記の図書を2月に購入しました。本部宣教準備室の書架にありますのでご利用ください。借り出しをご希望の方は本部修道院のSrs.ジュディス、ドミニカ、ジョアンナいずれかに電話でご連絡ください。
新刊 愛の讃歌としての経済
著者 浜矩子
発行所 かもがわ出版
発行日 2022年2月15日 発行 1600円+税
「経済はカネが全て?」
「経済活動は人間の営みであり、愛なき営みは人間の営みにあらず」と浜先生は述べています。ややもすれば、愛と経済は無関係と思いがちですが、聖書に基づいた経済と愛との関係を理解しやすく親しみやすい筆致で説明しています。
皆様からも購入希望の図書やDVDがありましたらご提案ください。検討させていただきます。
お知らせ
➀ 9条改憲NO! 全国市民アクションからの「憲法改悪を許さない全国署名」にご協力下さり感謝します。締め切りは3月末日ですので、まだご協力いただけるようでしたら続けて署名を集めていただき、集まった署名をシャローム委員会までお届けください。
➁ 2022年期(第24回)市民意見広告運動のパンフレットをお届けします。「5月3日(憲法記念日)」、主だった新聞紙上に掲載される意見広告に、本会シャローム委員会も4万円の寄付をもって参加しています。当日の新聞にご注目ください。私たちは、「武力で平和はつくれない!9条が未来を守る」と信じています。岸田首相は記者会見で、『党是である憲法改正に精力的に取り組む』と公言していますし、昨年12月に閣議決定された2022年度防衛予算は初めて6兆円を突破しました。憲法9条を守り切るのは今が正念場です。祈りと共に声を挙げ、9条を守る行動を支えて行きましょう。
③ 日本カトリック正義と平和協議会発行の改訂版パンフレット「原子力発電は“温暖化防止”の切り札ではない!!」を同封します。
福島の原発事故から既に11年経ちましたが、事故の後始末は未だに終わりが見通せません。必要な電力確保のために原発は本当に必要なのでしょうか。原発についての基本的疑問への答えを提供してくれるパンフレットに是非目を通してください。一人で読むより、グループで読むと助けになるかもしれません。友人・知人の皆さまにもお勧めください。
余分がありますので必要でしたら当方までご連絡ください。
原子力発電ってこんなに問題!
★ 温暖化とCO2だけに注目していてもいいのか?
★ 原子力は“温暖化”防止の切り札ってホント?!
★ “温暖化”対策に原子力推進、本当の狙いは、何?!
★ 放射能のごみ「死の灰」はどうするの? 危険な原発続けていいの?
★ でも、原発がなくて電力はまかなえるの?