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イスラエル巡礼の旅より      その二

シスターメリー・パトリシア久野

巡礼は参加者8名に、神父様、添乗員さんを加えて10名の旅でした。
参加者の中に青年(Y)が一人居ました。

一行が移動する時、その青年はいつも最後尾を歩いていました。
体格もよく元気そうなのに、体調でも悪いのかしら。
女性ばかりで面白くないのかしら、と気になっていました。

巡礼の最後の日に、ある人が言いました。
「 Yさんはいつも最後を歩いて、私たちが安全であるように
見守ってくれていました。 そのYさんの後ろに、さらに神様がいらっしゃって皆を見守ってくださっていると感じました 」と。

同じ現象を見ても受け取り方が異なるのは日常茶飯事のことです。
でも、眺めていることのあまりの違いに、驚きました。

彼女は本気で巡礼をしていたのです。
この方は 後に、ある修道会に入会されたと聞きました。

(写真は、死海のほとりの塩山に入って行くところ)