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シャロームメモ第63号

シャロームメモ

2023年11月21日

第63号

 

 

[.] 「シャローム平和のための祈り」のセンター11月の意向を共に祈りましょう。

 

  • 神よ、あなたによって創られ、愛されている多くの人々が、長引くロシアのウクライナ侵攻とその反撃、ハマスによるイスラエル攻撃とその報復などで尊いいのちを奪われ、家族がばらばらになっています。食料も水もガスもない状態です。神よ、あなたの愛の御手によって1日も早く停戦が実現し、人々の安全が守られますように。

 

  • 虐待被害者のために祈ります。今年度、子どもの虐待被害者数が過去最多を更新し、児童相談所への相談件数は22万人に迫っています。虐待に苦しむ子どもたちに適切な保護がなければ大人になっても後遺症に苦しみ、虐待の連鎖が更なる犠牲者を生み出します。神よ、全ての虐待被害者が適切な保護を受け、癒されて平和に生涯を過ごす恵みをいただくことができますように。

 

  • 今年の世界人口は80億5千万人と言われます。神よ、あなたはこの80億5千万人の一人一人をあなたに似せ、愛のうちにお造りになりました。あなたの創造の御業のゆえにあなたを称えます。あなたの尊い作品である一人ひとりをないがしろにしたり、傷つけたりするわたし達の罪深さをお赦しください。わたし達が苦しむ人、悲しむ人にあなたの愛と癒しを届ける存在となれますよう、お導きください。

 

 [.] COP28の開催

11月30日(木)から12月12日(月)まで、COP28(国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議)が開催されます。開催地はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイです。日本を含む約200の国・地域が参加します。

 

主なトピックは以下の通りです。まず、第1回グローバル・ストックテイク(GST)の完了を目指し、各国の温暖化対策への取り組み状況の総点検がなされます、これに基づいて2021年のCOP26で行われたグラスゴー気候合意「気温上昇を産業革命以前に比べて1.5度に制限する努力を継続する決意をする」に向けて、各国が更にどれほどの努力をする必要があるかが確認されます。これと合わせて、気候変動の悪影響による損失と損害への対策も検討されます。そして途上国への資金支援の新たな仕組みについても検討がなされます。更に、脱化石燃料の加速についても話し合われます。

 

この会合には教皇フランシスコが12月1日から3日までの3日間参加されます。

OP会合への教皇の参加はこれが初めてのことです。

 

[.] ウクライナとガザにおける戦闘の被害が深刻さを極め、日々のニュースに心が痛みます。

 

『国連は機能を果たしていない』という人々もいます。そうかも知れません。けれども、グテーレス国連事務総長は2022年の国連デーにおけるメッセージで次のように述べています。『今日国連はこれまでにない試練に直面しています。しかし国連は、このような時のために創設されたのです。』『今、かつてないほどに、世界のあらゆる場所で国連憲章の価値と原則に命を吹き込む必要性が高まっています。』グテーレス事務総長の言葉通り、あきらめるのではなく、前進して行きましょう。

 

教皇フランシスコは,『武器を収めてください。武器は決して平和をもたらしません。』『すべての人間は平和に生きる権利をもっているのです。人間であることの意味が、かたくなな心に打ち勝つことができるように、希望を失わず、疲れることなく祈り、働きましょう。』と招いておられます。

 

日本国憲法は第9条でこのように述べています。『日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。/前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。』

 

今日の世界情勢は、これらのことが真実であることを明確に示しています。日本が戦争のできる国になるために憲法を変えるのではなく、今こそ日本国憲法を世界に広げ、平和の実現に貢献する国となることができますよう祈り、学び、伝えて行きましょう。

  

[4.11月20日は「世界子供の日」です

World Childrens Day

 11月20日の「国際こどもの日」は1954年、世界の子どもたちの相互理解、福祉向上を目的として国連によって制定されました。毎年この日、子供の権利の認識向上と子供の福祉の向上をめざして、世界中で子どもたちが主体となって参加する行事が数多く行われています。

また、ユニセフでは世界中の子どもたちの権利が守られることを目指し、

  • 「すべての子どもに教育を」
  • 「すべての子どもに安全な水を」
  • 「すべての子どもに平和を」
  • 「すべての子どもに希望を」

 

を呼びかけています。上記①~④は世界の子どもたちの健全な成長を達成するために最優先課題だということができるでしょう。しかし、子供たちの「生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利」が戦争や自然災害、不健全な経済活動等々によってゆがめられ損なわれているのも現実です。今、子どもたちが平和で安全であるために、私たち大人は何を協力し、①~④以外に何が必要でしょうか。考え話し合ってみましょう。

 

お知らせ

(1)ND祭「チャリティーフリーマーケット」お礼とご報告

京都ノートルダム女子大学ND祭(1028日、29日)に、カトリック教育センターとして出店した「チャリティーフリーマーケット」に、たくさんのシスターにご来店いただき、心から感謝しております。募金の合計は22,611円でした。

これをカリタスジャパンを通して、ウクライナに送金します。本当にありがとうございました。

 

(2)国連公開講座『世界を語る』が11月23日の午後2時から4時まで、京都駅アバンティ―9階にある龍谷大学響都ホールで行われます。

今回のテーマは【国際社会を生きる~ジェンダー平等を目指して~】です。一人でも多くの皆さまが会場に足を運んでくださいますように。

 

(3)12月10日は1948年に国連総会で『世界人権宣言』が採択されてから75年目の節目になります。来月は人権について考え、祈るときとして参りましょう。