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ニュース

年: 2010年

梅の花

シスター ルース 森

梅の花 友人から頂いた梅の花を瓶に挿して眺めていると、自然に歌ができました。 「瓶に挿す梅の小枝のつぼみ一つ今朝は開きて春めくわが部屋は」 「神苑の白梅の枝われにくるる少女の指のやはらかきかな」 詩人の谷川俊太郎さんは「… 続きを読む

シスター ルース 森

初めてボルティモアへ行ったとき、5階の私の部屋に落ち着いて、友人に手紙を書いたときのことです。「私の部屋は広く、天井は高く、壁は白く、窓は……小さい」と書こうとして、私はふと窓の方を見ました。窓は天井まで高く伸びていて大… 続きを読む

まりも

シスターメリー・パトリシア久野

コップの中に緑色の藻がうじゃうじゃとしているのが、長いこと家にありました。なんだかきたないなあと思っていましたが、誰かが時々水を足しているらしく、枯れもせず置いてありました。 ある時それは、妹が中学校の修学旅行で阿寒湖に… 続きを読む

言葉を超えて

シスター ルース 森

言葉を超えて 私が乗った地下鉄の車両は混んでいて座るところがありません。ふと、座っている一人の男性と目が会いました。その目は「ここに座りますか。」と尋ねているようです。私は肯きました。彼はすぐ立って、席を私に譲ってくれま… 続きを読む

足音

シスターメリー・パトリシア久野

冬 澄んだ空気の中では物音がよく響きます。 その神父様は、足音がよく響く古い木造建築の一階に住んでいらしたそうです。 それまで空室だった真上の部屋に、お年寄りの神父様が入られました。そのお年寄りの神父様は、朝四時には起床… 続きを読む

空の手

シスター ルース 森

空の手 ある日曜日のミサでのことです。財布を家に忘れてきた私は、献金のとき、「今日は財布を忘れて来てしまいました。」といって、隣の人に献金の籠を廻しました。そして、何も捧げることのできない落ち着かない気分でいました。 ふ… 続きを読む

年賀状

シスターメリー・パトリシア久野

今年もいただいた年賀状を一枚ずつゆっくり眺めながら、その方々に思いを馳せています。一時、虚礼廃止という言葉のもと、年末年始の挨拶を廃止しようとする動きがありました。虚礼であればそのように思うのも一理あります。 でも、昨年… 続きを読む

新年おめでとうございます

シスターアン・ミリアム木村

 一段と冷え込んだ1月7日、後期後半の授業が始まった。児童たちが学校に戻ってきて、元気な声が響く。今日は書初め大会。墨の香りが流れる。  給食は七草粥。インフルエンザの影響で、マリアンホールではなくて各教室に運んでいく。… 続きを読む

大晦日

シスター ルース 森

大晦日 私はバス停の前の道路の中央分離帯に立っていました。私の前を通っていく自動車の列の中に、私が乗りたいバスもいて、無人のバス停を通過し、赤信号で他の自動車と共に少し向こうに止まりました。道路を渡って、仕方なく歩き始め… 続きを読む