シャロームだより47‐1
1.6月20日は『世界難民の日』です
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は18日、迫害や紛争の影響で国外に逃れた難民や難民申請者、国内で居住地を追われた避難民などの総数が、昨年末時点で7950万人に上ったと発表しました。2013年末に戦後初めて5千万人を超えた後も、過去最多の更新が続いており、今では世界人口の1%に相当する人数になっています。内訳は国内避難民が4570万人、難民が2600万人、難民申請者が420万人のほか、政情不安が続く南米ベネズエラを脱出した国外移住者が360万人に上るとのことです。言い換えれば、毎分20名の人々が安住の地を探して、難民/避難民となって命がけの旅に出ているのです。
『世界難民の日』の今年のテーマは「どんな行動も助けになる(Every Action Counts)」です。難民支援のため「祈る」ことに加えて、できることを考え、話し合い、工夫してみましょう。
私たちにもできる一つの行動を以下にご紹介します。6月20日から8月31日まで、難民に関する6本のドキュメンタリー映画が視聴料2000円を支払えば期間中見放題になる『募金付きオンラインシアター2020』というものです。集まったお金は、難民をコロナ感染から守る経費に充てられます。
因みに、この企画は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の活動を支えるNPO法人「国連UNHCR協会」と映画配給会社「ユナイテッドピープル」の主催によるものです。
申し込みのサイトに入るアドレスは WILL2LIVE Cinema 2020 です。
6月20日朝8時にならないと申込フォームが開きませんのでそれまでお待ちください。
期間は2ヶ月あまりありますので、ご質問があればシスタージュディスにお尋ねください。必要ならご説明に上がります。