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ニュース

シャロームだより47

シャロームだより

第47号
2020.6.19

1.6月20日は『世界難民の日』です
  国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は18日、迫害や紛争の影響で国外に逃れた難民や難民申請者、国内で居住地を追われた避難民などの総数が、昨年末時点で7950万人に上ったと発表しました。2013年末に戦後初めて5千万人を超えた後も、過去最多の更新が続いており、今では世界人口の1%に相当する人数になっています。内訳は国内避難民が4570万人、難民が2600万人、難民申請者が420万人のほか、政情不安が続く南米ベネズエラを脱出した国外移住者が360万人に上るとのことです。言い換えれば、毎分20名の人々が安住の地を探して、難民/避難民となって命がけの旅に出ているのです。

  『世界難民の日』の今年のテーマは「どんな行動も助けになる(Every Action Counts)」です。難民支援のため「祈る」ことに加えて、できることを考え、話し合い、工夫してみましょう。

  私たちにもできる一つの行動を以下にご紹介します。6月20日から8月31日まで、難民に関する6本のドキュメンタリー映画が視聴料2000円を支払えば期間中見放題になる『募金付きオンラインシアター2020』というものです。集まったお金は、難民をコロナ感染から守る経費に充てられます。

  因みに、この企画は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の活動を支えるNPO法人「国連UNHCR協会」と映画配給会社「ユナイテッドピープル」の主催によるものです。

申し込みのサイトに入るアドレスは WILL2LIVE Cinema 2020 です。
  6月20日朝8時にならないと申込フォームが開きませんのでそれまでお待ちください。
  期間は2ヶ月あまりありますので、ご質問があればシスタージュディスにお尋ねください。必要ならご説明に上がります。

2.6月23日『沖縄慰霊の日』
  沖縄戦は日本の領土内で唯一住民の生活の場で起こった戦争です。
連合軍の軍隊が沖縄本島に上陸した4月1日から、南西諸島の日本軍が連合軍に降伏した9月7日までを沖縄戦とすると、5ヶ月余りになります。『沖縄慰霊の日』は沖縄戦の組織的戦闘が終わった日だといわれますが、5ヶ月余りの期間の丁度折り返し点です。従って沖縄戦の前半は組織的戦闘、後半は組織的ではない戦闘ということになります。6月23日は牛島司令官と長参謀長が自決された日です。つまり日本軍は前半司令官の許で戦い、後半はそれぞれに少人数で逃げまどっていたことになります…
当時沖縄本島に住んでいた住民は約40万人、4月1日に沖縄本島に上陸した兵員は54万人でしたので。兵員数が住民数の1.5倍でした。沖縄戦の死者数は約20万人、その内住民が半分の10万人でした。つまり住民の4人に1人が戦死したことになります。これは沖縄戦の実態のごく一側面ですが、その悲惨ぶりには想像を絶するものがあります。
沖縄戦から75年の今年を、沖縄戦の不思議を問い直してみる時にしてはどうでしょうか。小さい沖縄本島で、住民がわずか40万人しかいないのに、連合軍はなぜ54万もの兵員を投入したのでしょう?沖縄戦は日本軍にとって、また連合軍にとってどのような意味のある戦いだったのでしょう。この学びを通して戦争の非人間性の再確認の機会になれば75周年の学びにふさわしいものになるのではないでしょうか。

3.シャローム平和のための祈りのセンター、6月の意向」をお届けします。恵みの家が全世界のSSNDを代表して世界のために祈る23日、またはその後にも、コミュニティーで、個人で、または関わりのある方々と共に、心を合わせて祈りましょう。
⓵.アメリカで起きた黒人男性、ジョージ・フロイドさんの殺害事件で、全世界の人々が立ち上がり、この機会を真の平等な世界に向けて、制度改革なども含め人種差別をなくし、社会変革への大きな一歩としなければならないと声を上げています。CP管区も私たちの思いを『声明文』として発表しています。平和の主よ、どうか私たち全ての願いを祝福し、現実のものとしてください。また、真摯な抗議行動が暴力行為に発展することがありませんようお守りください。
②.『世界難民の日』に当たって祈ります。心身共に日々生存の危機にさらされながら生きざるを得ない難民・避難民の苦悩を私たちが深く共有することができますよう照らしてください。私たちを「無関心の罪」から救い、彼らに希望の光をもたらすため、たとえ小さいことでも実行することができますよう導いてください。
③.インターネットやSNSに投稿される心ない言葉が人を傷つけ、時には人を死に追いやっています。私たちが違いを認め、互いに尊重しあって豊かな社会を築くことができますようお導き下さい。
④.特別養護老人ホームや病院での面会ができるようになったことを神様に感謝いたします。入所、入院されている人々が面会によって元気づけられますように、また、コロナウイルス感染から守られますようお助け下さい。
⑤.昨年核保有国が、核兵器の維持や開発などに使用した費用を上位3位までを挙げますと、1位アメリカ354億ドル(3兆7800億円)、2位中国104億ドル、3位英国89億ドルだそうです。核保有国が核を捨て、共に暮らす家・地球を愛し、守っていく国へと変えられますように、2017年に国連で採択された核兵器禁止条約を発効に至らせることができますよう、各国のリーダーを照らし、人類社会を導いてください。
⑥.入国管理センターで長い間収容されている人々のために祈ります。食事や医療、その他の待遇が改善され、人権が守られますように。また、早く収容が解かれ、一人ひとりの事情を考慮しての支援が得られますように。私たちが苦しんでいる人々の声に耳を傾け、寛容な社会を築いていけますようお導き下さい。
⑦.6月23日『沖縄慰霊の日』に当たり、この日特別な祈りを捧げておられる那覇司教区の皆さんと共に祈ります。沖縄戦によって無念の死を遂げられた20万人の方々が神の愛のうちに永遠に安らかに憩われますように。沖縄戦のつらい体験によって、沖縄には強い平和への志向があり、辺野古に新基地の建設はいらないという住民の意思もはっきりしていますが、日本の中央政府は工事を続行しています。どうか、沖縄戦から75年目の今年が、沖縄にとって平和な沖縄に向けて大きく舵を切る年となりますようお導きください。
4.お知らせとお願い

① .「シャローム平和のための祈りのセンター7月の祈りの意向を募集しています。来月は7月16日(木)までに本部オフィス、またはシスタージュディスにお届けください。多くの皆様に祈りの意向をお寄せいただくことによって、世界のニーズのためにより幅広く祈ることができます。初めての方も大歓迎です。多くの祈りの意向をお待ちしています。ご一緒に祈りましょう。