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アソシエートの活動紹介

アソシエート 垣花 和子

「アソシエートとして、日々の生活の中で立っている場で、ノートルダムの精神を生きる。ゆっくりと静かに」。初契約の日、私の中に強く残った言葉です。その日から3年を迎えました。

今、私の生活の中心は、中学、高校の修学旅行生を受け入れる教育民泊です。一泊二日、又は、二泊三日と短い期間ですが、子ども達と過ごす時間は、私たち家族にとって、大きな喜びです。

ゴーヤーチャンプルーや人参シリシリーを一緒に調理したり、夜食のサーターアンダギーづくり体験をしたり、夕食後は全員で「ウノ」をしたり、昼間は名所巡りや浜辺で遊んだりと、帰りの日はあっという間に来てしまいます。

初対面で緊張していた子も、帰る日までにはすっかり、うちとけて、「又来ます」と帰って行きます。

子ども達の生活背景は、まったく知らないので、新鮮な目で子ども達を見ます。今ここに、いるままを見るよう努めています。すると、子ども達は、自分のことを話出し、家庭の中で傷ついていること等も声にすることがあります。そんな時は、私はもっぱら聞き役です。以前の私には考えられないことです。「○○ができる子」と、いつも目に見るもので人を評価し接してきました。シスター方と共に祈り、分かち合う中で変えられたことです。感謝です。

来年の3月まで受け入れはあります。これまで出会った子供たち、そして、これから出会う子ども達の成長と幸せを祈ります。

(初契約 2017)

アソシエート 草野 陽子

私たちのカトリック信仰の世界には心を合わせて歌を歌い神に祈りを捧げる、という、ひとつの大きな働きがあります。
常々御ミサでは沢山の聖歌を歌っています。

私は、日頃、合唱で教会音楽をうたい続けるグループに所属しています。
そこでは、中世ルネッサンス期の教会音楽であるポリフォニー音楽の合唱を、その時代、教会で歌われていたかたちでアカペラでうたいます。

今や世の中で忘れかけられているこれらの美しい音楽遺産をよみがえらせ、いつまでも生かしていきたい、という思いで活動しています。

その一端として毎年、クリスマス・コンサートとパーティの会を開催しています。

皆様のおかげを持ちまして今年は第十回目を迎えることになりました。

主催者は、アソシエートのお一人のご主人で、グループの主宰、そして指揮指導をいただいております。

このコンサートとパーティには、一番身近で、共に歩ませていただいております、シスター方、アソシエートの方、メンバーの友人方、その他の方々においでいただいております。

その折は、コンサートの他、フォークソングや気軽な音楽等もお楽しみいただき、ささやかですが、飲み物や食べ物でおくつろぎいただいております。

毎年、慣例とし、力の限り続けて参りたく思います。
そして、皆さまと共にご降誕をお祝いし、楽しい時間をともにできましたら幸いです。

また、私たちの歌声をカトリック信者の方はもちろん、広く一般の方にも教会音楽のすばらしさ、美しさを知っていただきたく、広くコンサートを行って参りたいと思っています。

神に祈りを届けんと歌う多くの優れたポリフォニーの教会音楽に親しんでいただければ嬉しく思います。

これからも、研鑽し、合唱に磨きをかけていきたいと思います。

(初契約 2013)

アソシエート 久保 洋子

アソシエートとして地域に根差して

私は、10年ぐらい前から市原野社協のボランティアとして活動しています。

ボランティアを始めたきっかけは、私自身、他県から引っ越してきたばかりで、この地になじめるかどうか不安に思っていたある日、ボランティアをしている方からお誘いがあり、近隣の病院訪問にご一緒することになりました。その時、このボランティアの人々が生き生きと活動されている姿が、とても印象的でした。その後、すぐに申し込みをしたのが始まりでした。

ボランティアの活動内容は、日常的には、70歳以上の一人暮らしや高齢者ご夫婦のさりげない見守り、各種行事やサークル活動へのご案内、連絡、訪問等をとおして、つながりづくりのお手伝いすることです。

その他、私は、諸行事の中の二つの活動に関わっています。ひとつは、月1回開催される「健康すこやか学級」の参加者の皆さんが、最初に受けるバイタルチェックの担当です。そして、その日一日安全に楽しく過ごせるよう見守り、サポートをすることです。

もう一つは、サークル活動の一つで「プチハイク」という、月一回のハイキングの企画をするグループです。計画を立て、下見に行き、案内を配布して参加者を募り、自然の中を楽しく歩く健康づくりが目的です。

こうした行事やサークル活動に参加される皆さんの喜びが私の喜びです。加えて、3年前に初契約をさせていただいたSSNDのアソシエートとして、この地に蒔かれた一粒の小さな種が芽を出し、キリストの枝に繋がるように、地域の人々と一緒に、根を張っていくことが私の望みです。

どんな時にも社会の必要に答えられたマザー・テレジアの精神に助けを求め、アソシエートとしての意識をもち、ますます進む高齢化社会の中で生きる弱い人々の声に気付く力を願い、祈りながら、これからも地域の中で活動を続けていきたいと思います。

(初契約 2017)

アソシエート 長尾 ルミ

私は現在週に2回、仕事として2軒のお宅で家事代行をさせて頂いています。
2年少し前、私が丁度プリアソシエートとなった頃に、ご縁があって請負う事になった1軒のお宅は、2人のお子さんを残して早くに奥様を亡くされ、特に日々の子どもたちの食事にご苦労されており、私が週に2回で平日4日分のお食事を作り置きさせて頂く事になりました。

元来、食べる事も作る事も大好きな私にとっては、まるで私の為に神様が用意してくださった天職かの様に感じながら、この2年子どもたちの健康と幸せを願いながら、日々祈りと心を込めて勤めさせて頂いています。

今年で4年目に突入した、私が参加させて頂いている修道院でのDay by Day(日々の祈り)でずっとご一緒させて頂いている方が、この家事代行先のお宅と、家族ぐるみの親しいご友人だということが最近発覚し、益々神の働きを感じずにはいられません。

今回シスターから「アソシエートとしての活動」というテーマで記事の依頼を頂き、私にそんな立派な事が書けるのだろうか、私はそんな働きが出来ているのだろうか…と自問自答し頭を悩ませましたが、私にとって「アソシエートの活動」というものは大それたものではなく、例えば惜しみなく愛情を注いで子育てをする、悩んでいる友人があれば寄り添う、心を込めて仕事をする…という様に、日々の生活の中にある一つ一つに「愛を持って行う」事だと気づかせて頂く事が出来た、とても貴重な機会となりました。

(初契約 2019)

アソシエート 吉川 みづほ

私は2007年にアソシエートの仲間に入れて頂きました。契約時に ①祈り、②シスター方の活動への参加 ③キリストの精神を、社会奉仕を通して広げる ことをお約束しました。

③の為に、「希望の家」を紹介していただき、「希望の家」からは「にこにこ亭」を手伝って欲しいと言われました。

「にこにこ亭」は「希望の家」の中にあり、通常より安く昼食を提供するカフェ・レストランです。近隣の人々からは食事の場プラス気軽に集える場として喜ばれています。

諸事情で月1回しか行けないのですが、私の主な仕事は食事を運んだり、食器を洗ったりするウエイトレスです。時には、一諸に食事をしたり、話相手をしたり、話を聴いたりしています。

友人の多い人は、悩みや心配を「にこにこ亭」で吐露できて、友人達からの助言を生かして解決法を見つけられているようです。

ウエイトレスをしていない時は、私は一人で座っている人の近くに座るようにしています。 殆どの人はぼつぼつですが自分のことを話し始められます。

話すことで心のつっかえが取れるのか、「又、聴いてや」と言って帰っていかれます。私のしていることは③とどれだけ関係があるが分からないのですが、元気な間は「にこにこ亭」を手伝いたいと思っています。

(初誓願 2007)