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カテゴリー: シスターの散歩道

ドングリ

シスター ルース 森

ドングリ 数年前、植物園を歩いていたとき、木の根もとの落ち葉を掻き分けて、何かを探しているご夫婦らしい人たちに出会いました。「ドングリは先端から根を出すので、それを子供たちに見せたいので」と言われたので、私もいくつかのド… 続きを読む

飾り旗

シスターアン・ミリアム木村

飾り旗  美術科担当の先生は毎年、体育祭(スポーツフェスティバル)に向けて、全校児童に飾り旗を制作させる。デザイン学習として、学年のテーマもきめられている。 1年  かたちをくみあわせて 2年  おって きって ひらいて… 続きを読む

どんぐり

シスターメリー・パトリシア久野

秋 植物園には色々な種類のドングリが落ちています。 樫の実、楢の実、椎の実、などと植物学的にはいろいろ区別があるのでしょうが、残念ながら詳しいことは知りません。ドングリが落ちていると、大人も子供も拾いたくなるようです。 … 続きを読む

ブルーベリー

シスター ルース 森

<ブルーベリー> 吉野弘の「祝婚歌」に、「正しいことを言うときには/ 少し控えめにするほうがいい/正しいことを言うときには/ 相手を傷つけやすいものだと/ 気付いているほうがいい」という言葉があるのに心が留まりました。 … 続きを読む

見えないものを見る

シスター ルース 森

見えないものを見る 金子みすずは童詩「星とたんぽぽ」に、「青いお空の底ふかく/ 海の小石のそのように/夜がくるまで沈んでる/ 昼のお星は眼にみえぬ。/見えぬけれどもあるんだよ/ 見えぬけれどもあるんだよ」と歌っています。… 続きを読む

イスラエル巡礼の旅より     その一

シスターメリー・パトリシア久野

手許に一枚の写真があります。十数年前、イスラエル巡礼の旅に参加した時のものです。 その時 嘆きの壁のある広場で、待ち合わせをしていました。 階段に腰を下ろして待っている間、ふと、横を見るとヨチヨチ歩きをし始めたような女の… 続きを読む

重陽の節句

シスターアン・ミリアム木村

重陽の節句 「シスター、二歳の女の子が、先日なくなりました。細菌性髄膜炎から脳死になって、去年11月から入院していた子で、シスターにもお話ししたことがあったかと思います。」 小児科医として歩み始めたばかりの卒業生が、大切… 続きを読む

ヤマアラシ

シスター ルース 森

ヤマアラシ カナダにいたとき、冬枯れの河原の木の上に座っている見慣れない動物を見つけたことがあります。猿ぐらいの大きさです。一緒に歩いていた友人が「ポキュパイン」だと教えてくれました。じっと孤独に耐えているような姿が印象… 続きを読む

シスターメリー・パトリシア久野

今 住んでいる岩倉修道院の周囲は、まだ自然豊かですので、思いがけないところで蛇に出くわすことがあります。 彼女は動物や昆虫は好きでしたが蛇だけは苦手でした。 ある時、お姉さんと一緒にテレビを見ていると蛇が映り、思わず「気… 続きを読む