1. HOME
  2. シスターメリー・パトリシア久野 の執筆記事

ニュース

投稿者: シスターメリー・パトリシア久野

イチジク

シスターメリー・パトリシア久野

その方は思うところあって、、農作業をするグループの中で彼女なりに納得のいく方法で、キリストに従って行こうとして修道会を離れました。時々会って話を聞いていましたが、ある時そこに、とてもおいしい種類のイチジクがあると聞き、思… 続きを読む

十字架

シスターメリー・パトリシア久野

彼女は、小学4年生頃縄にいたそうです。沖縄戦の激いし日々、のとても暑い日、4歳下の妹さんと一緒に、川で水浴びをしていたそうです。水浴びと言っても浅い川で腹ばいになって手足をばたばたさせていただけのことです。誰かに足をくす… 続きを読む

「と」と「で」

シスターメリー・パトリシア久野

くも幕下出血の手術の後、右半分の脳に広範囲の脳梗塞を起こし、その結果運動機能の麻痺が生じ左半身は不随となりました。ただベッドに横たわっただけの生活でした。幸い携帯電話が手元にありましたので、何とか他の人と関わりを持てまし… 続きを読む

「雨の日」

シスターメリー・パトリシア久野

ここ数日、雨の日が続いていますが、昨年の今頃の雨が続いたころを思い出しています。「長い入院生活の間、多くの方が訪ねて下さいました。その御親切と優しさに支えられて、闘病生活を何とか過ごしてこられたように感じています。 遠く… 続きを読む

「私がいます。」

シスターメリー・パトリシア久野

大の男の方が思わず「痛い」と悲鳴を上げて泣き出されるほどつらいリハリビが始まった頃、この方々は何を支えにして闘病生活をしていらっしゃるのか、どのように思ってこのつらいリハビリに、耐え、病を乗り越えていこうとしていらっしゃ… 続きを読む

通読

シスターメリー・パトリシア久野

入院中、一人の人が電話で「毎日聖書を30分は通読してね」と言いました。良いこを勧めるという感じではなく、切々と訴えるような、口調が忘れられず、とにかく続けました。旧約聖書の1ぺーじからですから。天地創造。アダムとイヴ。ノ… 続きを読む

呼び声

シスターメリー・パトリシア久野

私がくも幕下出血で倒れた頃二人の方が同じ病に倒れられたと聞きました。一人はお亡くなりになり、もう一人の方は現在も意識が戻らないままだそうです。その家族にお医者さんが言われたそうです「意識を戻すための.リハビリを始めます」… 続きを読む

祈り

シスターメリー・パトリシア久野

 新しいランドセルを背にした小学生をあちこちで見かけるようになりました。新しい環境に胸を膨らませていることでしょう。そういう小学生を見るたびに、思い出すことがあります。私どもの会はイエス様がなさったことを… 続きを読む

蓮華草(レンゲソウ)

シスターメリー・パトリシア久野

蓮華草(レンゲソウ)  あるところでゲームをしました。白い紙をたてよこ三つに折る。すると9つの升目ができます。そこに、あるテーマのもとに自分が思いついた言葉を入れます。1升にひとつずつ言葉を入れ、ほかの人が書いたものとお… 続きを読む

インマヌエル(神は私たちと共に居る)

シスターメリー・パトリシア久野

インマヌエル(神は私達と共に居る)  「事の起こる時。私は常にそこに居る」(イザヤ48:16)くも幕下手術の後、手も足も動かない。ちょっとでも動かすと痛い。字も見えない。頭もぼんやりして、何をしているのか、何をしたらい… 続きを読む