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投稿者: シスターアン・ミリアム木村

再び 樹

シスターアン・ミリアム木村

「再び 樹」 全校写生大会が植物園で行われた日の朝、1年生の登校に付き添って来た保護者の一人、お父さんが、その日にはこんなことを話しました。 「シスターは先日、私たちを教えて下さったのは23年前の5年生の時だったとおっし… 続きを読む

シスターアン・ミリアム木村

岩倉修道院で過ごす週末の楽しみの一つは、修道院の裏庭に隣接するグランドから響いてくる、野球少年の声を聞くことです。少年の声に混じって、ほめたり、叱りつけたり、力いっぱい指導していらっしゃる監督さんの素晴らしい声が聞こえて… 続きを読む

朝食

シスターアン・ミリアム木村

朝の祈りが終わり、朝食を始めるのが大体7時10分前くらいです。私たちは三々五々、各自の条件に合わせて食堂に入り、必要なものをお皿に乗せて席に着きます。食後すぐに学校へと向かう日は、ゆっくりしてはいられない朝食の時間なので… 続きを読む

輝き

シスターアン・ミリアム木村

旧約聖書のお話です。「イスラエルの民を導いたモーセはシナイ山で神様とお話しをしました。モーセが山から降りて来たとき、その手には、二枚の板がありました。神様から頂いた掟です。モーセは山から下ったとき、自分が神と語っている間… 続きを読む

シスターアン・ミリアム木村

「樹」  1976年度5年生20組の皆さん、いかがお過ごしですか。  32年前の皆さんの声が、今、私の前にあります。覚えているでしょうか。そうです、1976年11月20日学習発表会、シュプレヒコール「樹」の録音テープです… 続きを読む

神の葦笛

シスターアン・ミリアム木村

 待降節が始まると、きまって開く古びた本。それは、1944年、ニューヨークで発行された Caryll Houselander 著「THE REED OF GOD」です。  その本の最初の項目は、Emptiness(空―か… 続きを読む

待つ

シスターアン・ミリアム木村

昔、幼かったころ、帰りを待って母が用意してくれるおやつの中に、火鉢に網を載せて、その上で焼く「かきもち」がありました。大寒の季節に入るとお餅をついて、それを薄く切り、かわかします。それを網の上で焼くと、ぱりぱりした「おか… 続きを読む

比叡見の丘

シスターアン・ミリアム木村

鹿ケ谷修道院の閉鎖に伴って、日本地区のアラカイブ(記録資料保管所)が岩倉修道院に移され、担当者の私も昨年12月に岩倉修道院共同体のメンバーになりました。 岩倉修道院に至る道はかなり長い坂道です。途中で立ち止まって振り返る… 続きを読む