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シスターリカルダ

シスター ルース 森

シスターリカルダ
  10月初め、セントルイスの修道院に1週間 滞在しました。20年も前に1年間 住んだところでもあり、おおくのシスターがたと再会を喜び合うことができました。
  ある日、修道院の広い廊下を歩いていると、向こうから1人のシスターがやってきます。「シスターリカルダ!」 自分でも思いがけなく、彼女の名前が私の口をついてでました。「シスタールース!」と、彼女も私の修道名を呼び、私たちは熱いハグを交わしたのでした。「私を覚えていてくださったのですね」と、私がいうと、「あなたの声は一度 聞いたら忘れないよ」と、シスターリカルダはいいました。彼女はお年寄りのシスターたちが住む近くの修道院で働いているとのことでした。
  二日後、また、思いがけなく出会ったとき、彼女は私に「私たちが初めて出会ったのはどこだったかしら」と、尋ねました。私が覚えていたのはカルホルニアのサンランドの修道院に彼女を訪ねた時、彼女が働いていたノートルダムの心身障害者の施設の子供たちが、ちょうどデズニーランドへ遠足をする日で、彼女から頼まれて、1人の障害者の少年と1日中 手をつないでいたことだけでした。
  彼女は私の声で私が分かったのですが、私が彼女を覚えていたのは、人の痛みに共感する彼女の暖かな心と優しい眼差しが、私の心に深く刻まれていたからだと思います。