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シャロームメモ49号

シャロームメモ

2022年11月21日

第49号 

[]「シャローム平和のための祈り」のセンター11月の意向を共に祈りましょう。 

「シャローム平和のための祈り」は世界中のSSNDが毎月、心を合わせて世界平和のために祈れるように、各地域のSSNDが日にちを決めて共同祈願づくりを担当しています。日本の担当は毎月の23日です。

各祈りの後に全員で右を唱えてください。「主よ、私たちの祈りを聞き入れてください」

  • ➀ 11月、カトリック教会では亡くなった人々のために祈ります。私たちは皆、無一物でこの世に生まれ出て、本当にたくさんの人々のお世話になって生きています。今月は特に、すでに亡くなったお一人お一人を思い起こし、感謝のうちにこの方々の永遠の安らぎを祈りましょう。
  • ➁ コロナ感染が続く中で人間として大切な成長期にある児童、生徒、学生たちが、早く豊かな交わりを持てる学生生活を取り戻すことができますように。
  • ③ 地球と貧しい人々の叫び声に耳を傾け、応えられるようにしてください。特に貧しい人、弱い立場にある人々と共にいてください。
  • ④ 世界の子供たちの為に祈ります。

 愛されることのない子供たち、働かなければならず学ぶ機会のない子供たち、暴力やネ  グレクトにより命を落とす子供たち戦争状態の中で絶えずびくびくし、安心して眠るこ   と、大きな声を出して遊ぶこともできないなど、様々な状況の中にある多くの未来ある子供たちを、主が守り導いて下さいますように。

 

  • 2021年4月20日に行われたSSND日本将来計画会議の決定により,「シャローム平和のための祈り」を日本の4共同体が月交代で担当することになりました。(「お知らせ」202128 4.28発行 参照)今月は今海道町修道院の担当です。

2022年12月は小竹藪町修道院の担当になります。共同祈願の締め切りは12月12日(月)ですのでよろしくお願いします。シャローム委員会のシスタージョアンナ宛メール添付で原稿をお送りください。           

[2] 11月20日は「 国際子供の日 」です

       International Childrens Day

1954年12月14日、国際連合(国連)が制定した国際デーで、「子供たちの相互理解福祉を増進させる」ことを目的として制定されました。「国際子供の日」は1959年に「児童の権利に関する宣言」、1989年に「児童の権利に関する条約 」が採択された11月20日に因み、この日を「国際子供の日」と制定しました。日付は各国の判断に委ねられ、全加盟国に対して「国際子供の日」の制定を勧告しています。

世界の「子供の日」

5月5日………日本、大韓民国

6月1日………旧共産圏諸国を中心に世界の約20%の国

 ロシア、モンゴル、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国etc.    

11月20……エジプト、カナダ、パキスタン、バングラデシュ 

★子供の日を特に制定していない国

アメリカ合衆国、イギリス、フランス

ユニセフの資料によりますと「毎年11月20日には子供の権利の認識向上と子供の福祉の向上をめざし、世界中で子供たちが主体となって参加する行事が多数行われています。子供に関わるすべての人が子供の権利条約にうたわれている権利の実現に向けて取り組むと同時に子供たち自身が、自分たちが持つ権利について知り、学び、声を上げていくことがとても大切」だと述べています。

しかし、子供たちの①生きる権利、②育つ権利、③守られる権利、④参加する権利が種々の理由で損なわれているのも現実です。下記に世界の子どもたちの状況を紹介しましょう。

  • 年間520万人が5歳の誕生日を迎えられずに亡くなっている。

 (6秒に一人の5歳未満児が命を落としている)

  • 5900万人が小学校に通えていない。    
  • 3億5600万人近くの子ども(6人にひとり)が極度の貧困状態で暮らしている。
  • 推定170万人の子ども(0~14歳)がHIVと共に生きている。
  • 1億6000万人が児童労働に従事している。

◎ 11月16日の朝日新聞による朗報を紹介します。

大阪府豊中市に住む17歳の川崎レナさんが「国際子ども平和賞」を受賞しました。

この賞はオランダに本拠をおく児童権利擁護団体「キッズライツ財団」からで、子供の権利擁護に大きく貢献した若者に贈られています。同賞はノーベル平和賞受賞のパキスタン出身のマララ・ユスフザイさんやスウエーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんも受賞しています。川崎さんは現在、インターナショナルスクールに通っています。14歳のとき、国際NGO「アース・ガーディアンズ」の日本支部を設立しました。

11月14日、オランダ・ハーグの授賞式で川崎さんは「この賞は私ではなく、無名の17歳に力をくれた皆さんの努力に贈られたものです」と喜びを語りました。今回、川崎さんは世界46か国の候補者の中から選ばれ、日本人受賞者としては初めてです。

[3]  お知らせ

  • 京都ノートルダム女子大学ND祭「ウクライナ人道支援」について(お礼)

10月29日(土)、30日(日)3年ぶりに学外の方もお招きできた京都ノートルダム女子大学ND祭においでくださったシスター方、ありがとうございました。ユージニア館前での募金と、E303での「ホーリーコーナー」合わせて67,482円を、カリタスジャパンを通して、ウクライナ人道支援のために送金いたしました。どうもありがとうございました。 

  • 12月に行われる憲法勉強会の開催場所が以下のように決まりました

12月10日(土)松ヶ崎修道院聖堂

12月17日(土)岩倉修道院

開催時間はいずれも2:00~4:00です。講師は小笠原伸児弁護士です。同じ内容ですので、ご都合の良い方をお選びください。

高野教会の皆さんにもお声をかけています。高野教会にご案内しているチラシを同封します。他にも関心をお持ちの方があればお誘いください。

マスク着用、手指の消毒など、十分に予防処置を講じて実施いたします。