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シャロームメモ 第45号

シャロームメモ

2022年8月19日

第45号 

[1.]「シャローム平和のための祈り」のセンター8月の意向を共に祈りましょう。

「シャローム平和のための祈り」は世界中のSSNDが毎月、心を合わせて世界平和のために祈れるように、各地域のSSNDが日にちを決めて共同祈願づくりを担当しています。日本の担当は毎月の23日です。2021年4月20日に行われたSSND日本将来計画会議の決定により、「シャローム平和のための祈り」を日本の4共同体が月交代で担当することになりました。(「お知らせ」202128 4.28発行 参照)今月は小竹藪町修道院の担当です。

2022年9月は松ケ崎修道院の担当になります。共同祈願の締め切りは9月12日(月曜日)ですのでよろしくお願いします。シャローム委員会(Sr.ジョアンナ)宛、メール添付で原稿をお送りください。

各祈りの後に全員で右を唱えてください。「主よ、私たちの祈りを聞き入れてください」

①「戦争への備えは、戦争の始まり」「命を守るのは、武器ではなく対話」と沖縄のウエイン・フランシス・バ-ント司教様は明言されました。「もう戦争はいらない」「もう基地はいらない」と叫び続けている沖縄の人々に、戦争の備えのない真の平和が一日も早く訪れますように。

②世界の各地で紛争が起こっています。指導者が、自国の利益のみを求めず、世界の平和を求める政治を行うことができますように、世界の指導者に聖霊のお導きとお力付けを祈り求めます。特にウクライナに一日も早く平和がもたらされますように。

③新型コロナウイルス「第七波」が蔓延しています。医療に携わる方々の健康をお守りください。病む人々が安心して治療を受けることができますように。

④地球温暖化や山火事など、人類の手の届かない問題を解決するために、正しい知恵をお与えください。人類が神の前にへりくだり、真の知恵に従うことができますように。

[2.]世界人道デイ (8月19日) World Humanitarian DayWHD 

 2003年8月19日、イラク・バクダッドの国連事務所本部がテロ爆撃を受け、22名の人道支援関係者が犠牲となり100名以上が負傷するという痛ましい事件が起きました。

国連は2008年12月の国連総会でこの日を、世界で最も過酷な状況にある人々を救うことに命を捧げた人々に思いを寄せ、彼らに特別の敬意と感謝を表す日と定めました。

現在、世界の約1億2500万人以上の人々が紛争や自然災害などにより危険にさらされ、人道的支援を待っています。この国際デイは人道問題に焦点をあて、多岐にわたって活動(コロナ患者の治療、食糧支援、出産の介助その他)しています。また人道支援に携わっている人々に思いを馳せる日でもあります。世界各地で毎年この日に数多くのキャンペーンや関連イベントも開催されています。 

3.]核実験に反対する国際デイ( 8月29日)International Day Against Nuclear Tests      

2009年12月の国連総会で制定された記念日

制定の背景………1991年8月29日、世界最大の核実験場の一つであるカザフスタン(旧ソ連邦)のセミパラチンスク実験場が閉鎖されたことを記念して設置された。

制定の目的………①破壊的で人々の生命と健康に有害な影響を及ぼす核実験の廃止 ②核兵器の廃絶 ③核実験による犠牲者を悼む ④核実験が地球の環境と世界の安定に脅威を及ぼし続けていることを世界に訴える日

★ セミパラチンスクの核実験場において1949年から1989年の40年間に456回の核実験が行われた。この実験によって付近の街に放射性降下物が降り注ぎ、市民の被爆による影響はソ連政府によって隠蔽され、1991年の核実験場閉鎖近くまで明らかにされなかった。

制定の目的である核実験と核兵器のない世界を目指し、この日を中心にシンポジウムや展示会、後援会などのイベントが世界各地で開催されている。

お知らせ 

1.憲法改定に向けての国民投票が現実のものとして迫ってきました。私たちひとり一人が責任をもって一票を投じることができるよう準備するため、シャロームとして勉強会開催を計画しています。 

ロシアのウクライナ侵攻からすでに半年になります。この経緯の中で、「憲法9条の非戦の誓いは非現実的だ。憲法9条を改定して、独立国として自国を守る武力は持てるようにしなければならない。そのためには軍事費を従来のGDPの1%から2%に増額すべきだ」とする政府の方向付けへの抵抗感が次第に弱まってきています。

一方、核兵器保有数では世界一のロシアの侵略を受ける小国ウクライナは、アメリカを始め西側諸国の武器供与を受けて、日々ロシア軍の攻撃に必死の抵抗を続けています。戦場であるウクライナの物的被害はもとより、ウクライナ・ロシア両国の人的被害も日に日に甚大なものになっており、停戦協議の開催にも目途が立っていません。

真の世界平和の実現に向けて、今私たちがなすべきこと、できることは何かを考え、実践して行きましょう。

憲法改定のための国民投票を準備する勉強会の日程と内容については、46号のシャロームメモでお知らせします。

2.新刊書の紹介

シャローム委員会では下記の季刊誌を購入しました。本部宣教準備室の書架にありますのでご利用ください。借り出しをご希望の方はシャローム委員会のSrs.ジュディス、ドミニカ、ジョアンナまでご連絡ください。 

★ 原発なき社会を求めて集う不屈の(脱原発)季刊誌で年4回発行されています。

    書名   「季節」   2022年  春号31

        「季節」   2022年  夏号32

   発行人   鹿砦社