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日本では

日本での活動

来日した最初の4人のシスターたち:
左から、
シスターメリールイーズ・フィッツギボン、
シスターメリーヴィヴィエン・ヘイズレット、
シスターメリーポール・ニーマン、
シスターメリー・ユージニアレイカー

1948年、アメリカのノートルダム教育修道女会セントルイス管区から4人のシスターが、戦後間もない荒廃した日本の教育ニーズに応えるため来日しました。
アメリカでは優れた教育で知られた修道会でしたが、日本の教会から福音の価値観に根差す女子の中学・高校を京都に作ってほしいと依頼されたときには、「言葉も文化も知らない私たちに、日本で教育ができるのだろうか」と戸惑う思いもありました。けれども、自分たちが言葉や文化を学びながら、教育に携わることは、きっと3年半余り敵対して戦った日米両国の和解につながるのではないかとの思いでこの呼びかけに応えることにしたのです。

京都では、1952年に中学、1953年に高校、1954年に小学校、1961年に女子大学が創立されましたが、これは数知れない方々の祈りと物質的ご支援、異文化の中で学校を始め、教育と学校運営に携わるシスターたちを積極的に温かく応援してくださった皆様方のおかげでした。占領軍政府はシスターたちに、学校設立目的で来日するのであれば、開校に必要な資金と向こう3年間の食糧を含む生活必需品が整っていることが証明されればヴィサを発給すると言いました。したがって、ミッションの初期に必要であった経費の全てがアメリカでの寄付で賄われたのです。来日後、シスターたちが言葉と文化を学びながら、開校準備を進める過程で、ここでも数多くの方々の献身的協力によって助けられました。本会の日本ミッション創設の土台は、多様性の一致と相互依存の理念を具体的に生きたものでした。小学校から大学までの教育は、それぞれに、「徳と知」をモットーに調和のとれた人格形成を目指し、全人類共同体を視野に時代の必要に応える力を身に着けることを目指し、成果を上げました。
2019年現在では、3万6千人余りの卒業生が国内外の様々な分野で活躍しています。

京都を出発点としたノートルダムの理念に基づく学校教育は、やがて沖縄の「王たるキリスト国際学校」、神戸の「仁川学園」、京都、沖縄の3つの幼稚園に広がり、京都の聖ヨゼフ整肢園、沖縄・石垣島の海星小学校開校に関わり、南山大学への会員の派遣につながり、1985年にはネパール中部の山の町バンディプールにも幼稚園から12年生までが学ぶノートルダム校ができました。

CP管区に属していることの説明

アメリカのミズーリ州セントルイス市に本部のあるノートルダム教育修道女会 セントラルパシフィク管区の約900名のシスターは、教育を通して世界を変えるというモットーで活動しています。2013年以来、日本もこの管区に属しています。
日本のメンバー62名は京都、滋賀、沖縄の他、ネパールにおいても、教育使徒職や教会への奉仕活動を通して神の愛を人々に証しています。

ノートルダム教育修道女会 日本の所在地

本部オフィス 〒606-0967
京都市左京区松ヶ崎小竹藪町21-1
TEL:075-701-8343 FAX:075-701-3349
松ヶ崎修道院 同上
TEL:075-706-6777 FAX:075-708-8263
今海道町修道院 〒606-0914
京都市左京区松ヶ崎今海道町11-1
TEL:075-701-6631 FAX:075-701-7108
岩倉修道院 〒606-0015
京都市左京区岩倉幡枝町618
TEL:075-791-7170 FAX:075-791-7199
小竹薮町修道院 〒606-0967
京都市左京区松ヶ崎小竹藪町21
TEL:075-724-0771 FAX:075-724-0772